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＃０３　影の計画。

「ねぇねぇ、好きな人いるの〜？」
「ふふふ…実はね、この前…」
「きゃー！まじー？やばっ！」

こんにちわ！ユウリです！
ただいまガールズトーク全開です☆

「ねぇ、ユウリは？」
「えっ？私？いないに決まってんでしょ！」
「うわっ！あっやし〜！」
「もう！からかわないで！」

こんな風に、恋バナしてます！
今日はアイリの家でお泊まり会☆ばっちりパジャマです！

私はドーナツ焼いてアイリの家にきた。
そしたらすっごい喜ばれて。
そういえば、小さいころユリアと作ったっけ。
思い出すだけで今にも涙が出そう。っていうか、出てる。

「どうしたの？ユウリ？ちょ、ちょっと、泣くなよ〜」
「あっ、大…大丈夫だから…グスン。」
「ちょっと〜、ナツミいじりすぎっ！」
「え〜、悪いの私？」

あ〜あ、なんか勘違いされてる。
はやく説明しなきゃ。
でも…でも…涙出すぎて言葉も出ないよ〜！

ー次の日ー

「ねぇ、ユウリの事、どう思う？」
「うざい！昨日だって意味分らないことで泣いてたし。」
「ねぇ、ちょっとだけいじめない？」
「賛成。」

この会話が合ったのは、私がまだ寝ていたころ。
私はこのあと、ナツミ達にハブられるだなんて、思いもしなかった。