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コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ
- Re: 流星の恋 【一度読んでみて下さい!】 ( No.12 )
- 日時: 2013/02/10 22:29
- 名前: ニコル ◆x0qRLOoQFY (ID: GTsKO5qg)
#05 出会い。
その日、私は家で泣いていた。
そう、ユリアがいなくなったあの日のように。
どうしてだろ。
なんでだろ。
私は疑問でいっぱいになった。
でも、悩んでてもなにも変わらない。
私は心を切り替えて近所のプラネタリウムに行った。
「きれいな星…」
私が行ったときにはもう始まっていた。
整理券を手にとって席に着くと、隣に座っていた男の人に目がいった。
きれいな茶髪の髪にTシャツにジーパン。
顔はよく見えなかったけど…不思議なオーラを放っている人だった。
「どうしたの?星、見ないの?」
「えっ、あっ、す、すいません」
いきなり話しかけられて焦る私。
どうしたんだろ。ドキドキする。
「はっはは、面白い子だなぁ。ねぇ、この後どっか行かない?」
「え?この後…ですか?」
いつもなら知らない男の人とは喋ったり、どっか行ったりしない私だけど、
今日は違った。
「は、はい。どこ行きます?」
「えっ、これから決める?これが終わってからね。」
何考えてるの、私。
自分でも驚いてる。
誘いに乗るだなんて。
まさか、私、一目惚れしちゃった?
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