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コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ
- Re: 流星の恋 【一度読んでみて下さい!】 ( No.14 )
- 日時: 2013/02/11 19:23
- 名前: ニコル ◆x0qRLOoQFY (ID: GTsKO5qg)
#07 昨日の彼は誰。
次の日、私はいつも通りバスで学校へ向かっていた。
「おはようユウリ。」
「お、おはよう。」
途中止まるバス停から乗ってきたのはナツミとフウカ。
今日はあいさつしてくれた。
でも、いつもより言葉が冷めてて。
ちょっと怖かった。
ナツミ達は私の隣の席に座った。
そして私を冷やかすように、
「ねぇユウリ、昨日さぁ、カフェでかっこいい男の人と一緒にいたじゃん?彼氏なの?」
「え、違うよ、昨日たまたまプラ…」
ここで私は迷った。
《プラネタリウムでたまたまあった帰りに一緒にカフェに行った》
とかいうとまた何か言われそうだし。
かといって、
《席が満席で相席になったと》
とでも言うとたくさん空席あったし。
「親戚だよ。たまたまカフェであったから一緒に話してただけ。」
「ふぅん、そぉ。じゃあさ、紹介してよ!」
「え?」
「友達でしょ?私さぁ、一目惚れしちゃったんだよね〜、応援してくれるよね?」
「・・・」
私は黙ってた。
だって、好きな相手を紹介してって。
私は何を言っていいのか分らなかった。
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