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コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ
- Re: 流星の恋 〜友情と恋〜 【コメントくださぁい!】 ( No.25 )
- 日時: 2013/02/19 22:48
- 名前: ニコル ◆x0qRLOoQFY (ID: GTsKO5qg)
#09 これは偶然。
早くユウスケ来ないかな。
私は期待を寄せてユウスケが来るのを待っていた。
「あっれ〜?ユウリ?なんでここにいんの〜?」
「ーーーー!」
声がするほうを見てみると、そこに立っていたのはナツミであった。
なんでここにいるの?追ってきたとか?
「あれ?ってゆーか、ユウリ今日用事じゃなかったっけ。」
「え、あー、そのー…」
「え?今日用事なわけ?」
私が言い訳しようと話そうとした途端その言葉を遮ったのは聞き覚えのある声。
「今日も一緒にプラネタリウムいきたかったのになぁ。」
ユウスケー。
ややこしい時に来ちゃったな、なんでもっと早く来なかったのよ!
「えー?プラネタリウムいくんですかぁー?じゃあ、ユウリは用事あるようだし、私と行きません?」
あー、ナツミがユウスケ誘ってる。
どうしよ、嘘だなんて言えないし。
「俺、ユウリといけないならいかない。」
「え?」
あまりのユウスケの返答にさすがに驚いた。
ナツミがこっちをにらんでる。
どうしてそんなこと言うの?
余計、好きになっちゃうじゃん。
*
家に帰ると、電話の音が鳴り響く。
午後10時30分の事。
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