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コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ
- Re: 響恋〜narukoi〜【参照100突破!感謝^^】 ( No.21 )
- 日時: 2013/04/19 19:45
- 名前: ミム (ID: r1bonIQR)
6話
その日は最悪な日だった。
こんな日はもう二度と味わいたくない。
そう心から思ったんだ。
———放課後
あれ?
靴がない…
私は必死に探した。
だけどどこにもなかった。
後ろではなぜかユキと周りの女子たちが笑っていた。
もしかして————
そう思い学校のゴミ置き場に行ってみた。
「あった…」
そこには真っ白だった私の靴が泥まみれになり哀れな姿でゴミと一緒に紛れ込んでいた。
どうして…ユキ…
ユキはこんなことする子だったの?
私『友達』という存在が怖かったけどユキの事は好きだったのに…
———ガサッ
そこにはユキと女子仲間がいた。
手が震えてる…?
どうして震えるの?
こんなの慣れっこなのに…
そう。
いつもそうだった。
昔からいじめられるのが私の役目だった。
別に相手が嫌がるようなことは何もしていない。
だけどその役目に回られた。
「ユキ、どうしてこんな————「うるさいっ!」
「!」
「どうしていつもあんたなのよ!私は注目されるあんたが嫌いだった。だからそんな気づかれるようにあんたのそばにいてを利用した。」
注目…?
私が…?
何を言っているのかわからないよ。
「意味がわから———「そういうとこもうざったいのよ!何それ?作ってんの?ちょっとかわいいからって甘ったれんな!!」
———ガシャ
「ッ————!」
その瞬間私は蹴られゴミ置き場に閉じ込められた。
臭い。
そして暗い。
もう希望は見えないと思った。
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