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コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ
- Re: 響恋〜narukoi〜 ( No.61 )
- 日時: 2013/05/08 21:25
- 名前: ミム (ID: r1bonIQR)
13話
———午後11時
「で、きた……ぁー…!」
ケーキがやっとできると私は急いで快人の家に向かった。
今日は快人の誕生日だ。
だけどケーキを何度も失敗しこんな時間になってしまったのだ。
外は真っ暗だ。
それもそうだろう。
だって夜なのだから。
もうすぐで誕生日が終わってしまう。
後一時間だった。
急いで快人に家に行くとチャイムを鳴らした。
———ピーンポーン
チャイムを鳴らすしても誰もでない。
もしかして出かけてるのかな?
私はチャイムの前に背中をかけて待っていることにした。
それにしても眠い…。
「は、は、は、くしゅん!!」
寒い。
もう5月なのに気温が曖昧だ。
暖かい日もあれば寒い日もあるのだ。
眠い————
私の頭の中はその言葉でいっぱいだった。
駄目だ…
寝ちゃ駄目だ…!
でももうげんか————
「陽菜…!?」
「あっ、かい、と…だぁー」
「お前何でこんなところに…」
「おめでとう、快人…—————」
そのまま私は意識を手放した。
13話 完
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