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Re: 響恋〜narukoi〜 ( No.7 )
日時: 2013/04/13 00:28
名前: ミム (ID: akJ4B8EN)

3話


———自宅


私は家に帰ると乱暴にソファに転がった。

何なのよっ。アイツ…


頭に小林が過る。


———ドキッ


えっ…!?

さっきから何でドキドキするの?
意味がわからないよ。


私はユキに電話をしてみた。


『もしもし〜』

「あっ、今日はごめんね。」

『全然いいよー。でも陽菜が電話なんて珍しいね。』

「それが、聞きたいことがあって…!」

『ん、何?』

「ある人が頭の中から消えてくれないの。そしてドキドキするの。これって何??」

『フフフフ』


急にユキが変な笑い声をあげた。


「ど、どしたのっ?」

『陽菜、それ恋だよ!』

「恋…」

『うん。』

「私がアイツに!恋??」


———ピッ


思わず電話を切ってしまった。


そんなわけないっ。

でもその日気づいたんたんだ。
その気持ちは


恋なんだって———


3話 完