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コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ
- Re: トライアングル。【参照700突破!この調子で夏休みだぞっ☆】 ( No.101 )
- 日時: 2013/04/20 14:49
- 名前: 奏 (ID: BCsLEi5o)
【サマーキャンプの恋模様】episode4
「海ー!おはよっ。」
「彩夏か、おはよう。」
バス停で彩夏が待ってた。目的地の海はここから徒歩5分だ。遥は何気なく他の友達のところに行く。
「海だねっ。楽しみっー♪」
「お前泳げたっけっ?」
「泳げますー!小学校の私じゃないもんねっ!!」
彩夏とじゃれあいながら海へ向かう。彩夏は小学校の時25メートルが泳げなかったんだよな。本当に泳げるのかよ。
「ねぇ…。バスで来たんでしょ?遥も乗ってたんじゃないの?話せた?」
「う、うん。まぁ…。」
遥はめぐるや愛李とかと楽しそうにじゃれ合ってる。俺もあんなスキャンダルが無ければあんな風に話せてたのかな。今どんなに悔やんでも悔やみきれない。すべては俺の責任だから。
「遥も話したいんじゃないの?…んまぁ、そうもいかないか。」
「あぁ…。」
「ま、このキャンプで変われるといいね。関係。」
「おぅ。」
そして海に着いた。更衣室で水着に着替える。
「おぉ、海、腹筋やるな。」
「剣も結構あるじゃん。」
俺はバスケ部で運動面が鍛えられたわけじゃない。まあ、元々って奴。腹筋もそんなに意図的に鍛えたわけじゃないんだけどなぁ。
「俺頑張ったんだよね。サッカーでさ。」
「日焼けも女子が憧れるぞ。剣はイケメンだからなあ。」
「はっ、俺彼女なんていらねぇし。」
「嘘付けっーww」
すでに女子がもう遊び始めていた。
「うわっ…。すげぇなぁ…。」
俺ももちろん健全な中学生男子なので性欲に興味が無いわけでもない。それなりに女子の水着にも興味はある。悪いか?
「お前、ちょっときもいぞ。翔。」
「だって、女子の水着見て興奮しないほうがおかしいだろっ?」
「まぁ、お前にはあきれるぞ。」
サマーキャンプが、始まった。
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