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コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ
- Re: トライアングル。[参照60突破。有難う御座います] ( No.12 )
- 日時: 2013/03/20 20:38
- 名前: 奏 (ID: M0JnTv1.)
episode5「君もこのクラスだったんだ。」〜遥side〜
「…。」
どうしよ。知ってる人誰もいない気がする。こんなんでやって行けるかな…。
「あ、遥?」
「!っ彩夏!!よかったぁ〜知ってる人いた〜;」
「私もね、誰もいないかなーって思ってたけど遥見つけてよかったって思ったの。」
「宜しくね!」
「こちらこそ。」
「おっはよー。」
「あ、海。おはよう。海もこのクラス?」
「おぅ。あ、遥もかー!よろしくなっ。」
「…うん。」
1年で随分積極的に話しかけてくれたのは海だけどやっぱり苦手。
「あれ、幸成君も?」
「おはよう。北条さん。僕もCだったんだ。1年間よろしく。」
「彩夏、この人…。」
「あ、男子バスケ部の幸成楓くん。」
「君は…葉山さんだっけ。生徒会の。」
「そ、そうです。」
「君もこのクラスだったんだ。宜しくね。葉山さん。」
いきなり、ガラっと教室のドアが開いた。
「あ、さやかちゃーん♪」
「…宮下さん。おはようございます。」
「もーぅ。由梨って言ったでしょ?それにー敬語駄目って言ったでしょー?あれ、あなたは…」
「あ、生徒会の葉山遥です。」
「そうそう!生徒会で見た事ある人だなーって思ったの!よろしくね。
私は宮下由梨。よろしくぅ。」
このときから、私たちの熾烈な戦いは始まっていた。
さぁ、戦闘と書いて『show time』と読む戦いは今、始まりのときを迎える——————。
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