コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ
- Re: トライアングル。【重要なお知らせ書きました。】 ( No.39 )
- 日時: 2013/03/20 14:07
- 名前: 奏 (ID: M0JnTv1.)
episode9「わたしのおうじさま」〜由梨side〜
彩夏を書いたら、由梨を書かないわけにはいかないですよねーってことで、由梨ちゃんで書いて見ましょうか。
由梨ちゃんワールド全開です♪=ぶりっ子自己中わががま目線です。
べったべたなので、要注意ですよ?
これは、中1の事。
「…ほんと、由梨の王子様いないわぁ。」
中学生になったら、由梨の王子様が現れてくれると思ったのに。
本当、ダサい男子ばっかりで飽きちゃう。
この学校なら、由梨が一番かわいいのになぁ。
そう思っていると、後ろから声をかけられた。
「あ、由梨ちゃん。お昼一緒に食べない?」
この人って、同じクラスの子だよね。
「いいよー。」
昼食はこの子ととることにした。まさか、この時にあんな事聞けるとは思わなかった。
「……でね、男子バスケ部でめちゃめちゃカッコいい男子がいるんだってー。」
「本当?」
「マジマジw。放課後見に行こう?」
「うんっ。」
心が弾んだ。この学校にもイケメンいるんじゃない。由梨の王子様だったら良いなあ。
———————————。
「ほらほら、あの子がカッコいい人!!」
…。めっちゃ、いいじゃない。なんか2人いる。1年生だよね。ってことは同級?やだぁ、条件ぴったりじゃない。バスケしてる男子ってやっぱりカッコいい♪
「名前なんていうの?」
「大和海。右側で今、ドリブルしているのが幸成楓。2人はご近所さんみたいだよ。あ、あと、マネージャーさんに幼馴染がいるみたい。」
幼馴染?それって、絶対女の子だよね。やだ、早速ライバル?
「ほら、多分あの子じゃない?」
その子は、ロングヘアーをポニーテールにして海って子に笑顔でタオルを渡している。楓って子にもドリンクを笑いながら渡している。
「何あの子。」
思わず小声でつぶやいた。しかも、まあまあ可愛い。むかつく。この学校で一番可愛いのは由梨なのに。
私は激しく嫉妬した。
「えっ、ちょっと由梨ちゃん?」
私は走ってマネージャーさんの一番上らしき人にこういった。
「私、男子バスケ部のマネージャーになりたいです!!」
こうでもしなきゃ、海君みたいな人に近づけない。
だって、私の王子様だから。
全員に勝ってあの子をゲットしてみせる。
絶対。