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24話


「怖くない？」


その言葉を理解した。

今から私達がすることを————

私は「怖くないです」と伝えた。

だけど本当は怖いの…
でも利樹さんが好き…
大好きなの…
それなら私は大丈夫だよ。


「リマちゃん、本当にいいの…？」


「はい、私利樹さんの事…好きなの…だからっ————」


「ありがとう。俺も好きだよ。」


———ピヨッピヨッ


「んぅ…」


すずめの声とカーテンの隙間からの光で私は目を覚めた。
朝だ。


「起きた…？おはよ。」


「！」


利樹さんのほうを見ると裸だった。
そっか…
私達あのまま————
なんだか少し嬉しい…！


「体大丈夫…？」


「だ、大丈夫ですっ///」


「そっか、それならよかった。」


なんか顔見るの恥ずかしいなぁ…///


「リマちゃん後で話があるんだけど、いいかな？」


「はいっ、いいですよ！」


話って何だろう？
少し楽しみだな…

そう思っていた私は馬鹿だった。
これが別れ話だとも知らず…


24話　完