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コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ
- Re: 禁断果実〜兄弟恋愛〜 ( No.18 )
- 日時: 2013/10/12 15:02
- 名前: ミム (ID: SR0aabee)
「はぁはぁはぁ——」
どこまで走ったのだろう?
私はその場で倒れそうなくらい体の体力が失われていた。
「疲れたの?」
「はいぃ…もうヘロヘロです…」
———バタッ
私はそのまま意識を失った。
「おーい、リマちゃん!起きてぇー」
———パチパチ
目を覚ますと裸になった利樹さんが隣にいた。
「え…え?」
何で裸なの?
自分の体を触ってみると私も裸だった。
「え、どういうことか…説明してください。」
「リマちゃん覚えてないの?俺と昨日あのままヤッたこと。」
「なんですか、それ!?私覚えてません!それ本当ですか!?」
「ホントだよ。で言うか敬語やめてよね〜!俺そういうのアウトだからさぁ〜」
え…?
私昨日…何で?
思い出せない。
あのまま抜け出したとこまでしか。
もし利樹さんが言っていることが本当なら…
私…もう———
「帰ります…」
「え〜何でよ、リマちゃん。俺ともう1回しようよ!」
「嫌です。」
———バンッ
私は無理やりベットに倒された。
「やだ!やめてください!!」
「だーーめ。リマちゃんは、お・れ・の・だ・か・ら。」
私の口の中に利樹さんの舌が滑り込む。
「や…めっ…」
「俺リマちゃんのこと好きなんだよね。」
怖い。
やだ…助けて。
「ひっくっ…ヒックッ…もうやだ。お兄ちゃん…」
急に利樹さんが私を離した。
私は隙を見て急いで家に帰った。
怖かった。
怖かったよぉ…
「ひっくっ…」
また隠し事ができた。
私はこの時初めてお兄ちゃんが愛おしいと思った。
2話 完
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