ALLジャンルのオリジナル小説、ライトノベル、二次創作、ss小説やイラスト投稿なら「小説☆カキコ」

3話


「ふ〜ん。なら別にライバルになってやってもいいけど///」

「えっ…？」

「て言うことでよろしく。いまさら名乗るけど私は桃香。」

「わ、私は南沢和！」


———シーーーン


食堂はとても静かだった。
というより私達が静かにさせたのか？

「何々？」「えっ？あいつ等って誰のこと好きなの？」そんな言葉が聞こえてくる。


「あぁ…もううるさぁーーーい！」


———！


桃香さんが急に声を上げた。

び、びっくりしたぁ…


「だから黙ってね☆」


急に食堂にいた人たちは「こいつはやばいぞ。」という目で急にいつもどおりに戻った。


「どうしたんだ？大きな声が聞こえたけど…」


あっ、風野先生だ。
きっと桃香さんの大声が聞こえて———


「せんせっ、何もないですよっ。だから先生は休んでいてくださいっ！」

「あぁ、分かった。アレ〜気のせいだったのか？」


桃香さんっ、す…ごい。
あんなのじゃ好きのばればれじゃ…
ぷぅー…
なんか悔しいっ。


「南沢っ私は負けないぞ。いつでもかかってこい！」

「うん！！」


そうして私達はライバルになったのでした。


3話　完