コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ
- Re: 平均少女の恋 ( No.8 )
- 日時: 2013/11/11 16:22
- 名前: ミム (ID: MbtYH2rf)
本当に今日は変な日だ。
俺様の男に「彼女になれ」と言われるし、ヤンキーは私のウサギ持って帰るし———
もうヘロヘロだよ…
———家
家に着くと私はベットにダイブした。
「はぁ〜」
この時間が一番幸せ…
絶対この時間はだれにも取られたくはない。
———プルルルルルル♪
携帯が鳴る。
そこには『梨乃』と記されていた。
「もしもし〜「助けてっ…!三紗————」
梨乃…!?
梨乃は少し変わっている。
以前にも私に不思議な電話も掛けてきた事もあった。
だけど今回は何かが違う。
「梨乃!?どうしたの!??今ど————」
———プープッー
場所を聞き出す前に電話が切れてしまった。
私はどこからかけたのか分かる最新の技術を使って梨乃の場所を調べた。
「えっ……」
そこは南東高校の倉庫だった。
南東高校とはガラが悪くて有名な高校だ。
いつも問題を起こしているとこの間クラスの子が言っていたのを思い出した。
でも何で梨乃がこんなところに…
———ってそんなことを考えてるうちに危ない目に遭っているかもしれない。
私はボロボロの使い慣れたジャージでそのまま家を飛びし倉庫に向かった。
———倉庫前
「はぁはぁはぁ————」
ゆっくり倉庫の重たいドアを開けるとそこにはロープで縛りつけられた梨乃がいた。
「梨乃!!!」
思わず声をあげてしまう。
よかった…!
本当によかった…
———バンッ
安心したその時頭に激痛が走った。
その瞬間私の意識は遠くへいった。
———パチパチ
「んぅ?」
目を開けるとそこは薄暗い部屋にいた。
動こうとするが動けない。
隣には涙をためた梨乃がいた。
「梨乃、大丈夫だからね!出させてあげるから…!」
「出させてあげる??」
いきなり響いた低い声が私達を不安にさせる。
「だ、誰よ…!?」
私は叫んだ。
すると部屋に何人もの男の笑い声が響いた。
「お前達はここで死ぬんだよ!バカ言うな。」
死ぬ…?
そんな馬鹿な…
ありえない。
私はそこにあったガラスの破片をこっそり取ると自分のロープを切った。
「おりゃぁぁぁぁぁあああ!!!!」
———ボコッ
大声をあげてその男を殴った。
「痛ってぇぇぇ、お前……殺す!!!!!!」
男達は一気に私を取り囲んだ。
くそっ…!
でも負けてられるか…!!
———ガンッッ!!!
私は次々男を倒していった。
これでも3歳のころから合気道に習っていたのだ。
他のスポーツは無理だがこれだけは得意で誰にも負けたことがなかった。
「お前、マジで女か?」
余裕そうな顔をして最後の一人が私に言った。
「あぁ、これでも女だよ。」
睨みつけるように言うと男は殴りかかってきた。
もう駄目だ…
ごめん、梨乃————
その瞬間私は目に力を入れ瞼を閉じた。