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コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ
- Re: 危険な猛獣(♂)拾いました。【*アンケート開始っ!*】 ( No.182 )
- 日時: 2013/04/09 19:35
- 名前: 珠紀 (ID: i0ebQTFn)
〜大side〜
今日は山田とのデートの日だった。
だけど、朝早く俺の携帯に非通知で電話がくる。
『お母様が事故にあったので至急病院へきてください』
「は、はい。分かりました」
いきなりのことで、驚く隙がなかった。
俺は山田に心配させないようこのことは伏せて病院へ向かった。
「軽い骨折?」
「そーみたいなの。ごめんねー?」
母親が軽く言う。
はぁ…。
心配して損した。
「まぁ、大したことなくてよかったよ」
俺は山田とのデートにはまだ時間があったため、そのまま母親と話しふけった。
…話し続けていると、時間はもう約束の時間の一時間前だった。
「じゃあ、俺は行くな?お大事に」
そう言って病院を出る。
「やめてくださいっ!」
出たと同時に女の人の声が聞こえる。
「えー。そんなこと言って…本当は?」
ナンパだ。
とてもたちの悪い…。
彼女は俺に気づくと俺に向かって走り出した。
「助けてくださいっ!」
「っっ!?」
いきなり抱きつかれて身体が固まる。
だけどすぐに彼女を後ろに回し庇う。
「おーい兄ちゃん。そこどけ?な?」
ナンパ男が俺に迫ってくる。
数人…。
キツいな。
あんまり殴り合いとかしたくないんだが…。
1人の男が殴りかかってくる。
「はぁ…」
やるしかないな。
軽く交わして、急所を殴る。
一発で気絶。
「あと…7人」
俺は殴りかかってくる男を一人一人気絶させて壁に横たわらせた。
「…大丈夫ですか?えっ!!ちょっっ」
俺が彼女に駆け寄ると気を失って俺に崩れ落ちる。
「…」
どうしよう。
周りに寝かせてあげられるところっていったら…。
「ラブホ…」
そこしかなかった。
俺は彼女を担いでそこへ向かった。
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