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＊二時間目と三時間目の休み時間＊


先生「あのさー、このクラスまともに授業したことないよねー。だから、もう休み時間無視して授業続けてもいいー？」

鈴炉「駄目です先生!人間には、休む権利がありますから!現に、坂本君は疲れて休んでいますよ。」

都麻「いや、これは休んでるんじゃなくて、死んでるんだろ。」

神無月「え、酷い!!誰がこんなことしたんだよ!!」

先生「あんたでしょうがー。」

積「まったく…。美しくない死に方だね。」

芳阿「せんせー。坂本君の葬式どうしますか？」

先生「うんー、そうだねー。」

山田「いや、これ死んでないでしょ。死にかけてるだけで。」

先生「山田君ー。こういうときは死んでることにするんだよー。」

零栖「先生、坂本君の葬式は宇宙でやるべきだと思います。」

先生「宇宙にどうやって行くんだよー。」

金田「この教室でひっそりと……」

先生「怖いわー。」

藍音「そもそも葬式なんて、こいつのためにする必要ねえだろ。」

先生「藍音ー…いや、藍祢ー。お前さりげに酷いよー。」


そんな会話を続けるうちに、坂本が起き上った。


先生「あ、起きたねー。」

零栖「二度と起きなくてもよかったのに。」

芳阿「あーあ。坂本君に、○○○○○してみたかったな〜。」

岩津「教科書見つかったぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」

藍祢「騒ぐんじゃねえよ。」

尼賀崎「俺の右腕が…右腕があぁああ…」

神無月「尼賀崎うるさい。」

尼賀崎「お前がうるせえよ!オカマ野郎がっ」

神無月「……。…そういや、尼賀崎くんってこの高校入る前……」

尼賀崎「止めろぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!」

坂本「誰も俺の心配してねえのかよ!!」

都麻「する方が、馬鹿だろ。」

金田「聖夜さんに、同意です…」

坂本「黙れ、ＤＱＮ!!」

金田「…うぅ…。ＤＱＮじゃないのに…ＤＱＮって…うぅ…」

坂本「泣くなぁぁぁぁぁぁぁぁ」

先生「はいはい、うるさいよー。授業始めるから静かにしてー。」


先生がそう言ったとき、三時間目の始まりを告げるチャイムが鳴った。