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- Re: 【オリキャラ募集!!】こちら、芭華陀高校——G組です!! ( No.46 )
- 日時: 2013/03/30 14:55
- 名前: 華月 (ID: MCeIcGNV)
入ってきたのは、男の人だった。
どうやら、さきほど校長先生に『脳みそ爆発男』と、言われていた人らしい。
男「こんにちわ。皆さんお揃いで!!さっきの放送は聞いてくれたか?言っとくが、俺の名前は脳みそ爆発男なんかじゃないぞ。俺の名前は、荒技達磨(あらぎたつま)気軽に、イケメン荒技先生と、呼んでくれ!」
先生「……。———と言うわけで、遠足のことなんだけどー…」
荒先「いやいや、無視ですか。」
先生「荒技先生、帰ってくれないー?ここは、G組なんでー。あなたC組の先生でしょー。」
芳阿「せんせー。この高校って、G組以外の教室があったんですか?」
先生「当たり前でしょうがー。芳阿は、高校をなんだと思ってるの−?」
石山「めんどくさい場所。」
先生「お前に聞いてないよ、石山ー。高校は勉強する所ですー。」
桃音「分かりました。坂本君を葬る所ですね。では、今すぐに葬らせていただきます。」
チャキンっ
坂本「なんだ、チャキンって!!何出した!?今、何出したよお前!!」
先生「桃音、止めなさいー。先生そんなこと、一言も言ってないからねー。勉強って、言ったんだよー。」
神無月「でも、正直勉強らしいことほとんどしてないよな。」
金田「確かに……」
荒先「とにかく沙都美先生、そうかたい事は忘れるんだ。」
先生「とにかく荒技、さっさと自分のクラスに帰れー。」
山田「っていうか、先生って沙都美って言うんですか?」
藍音「初耳なんだけど。」
エドワード「まあ、私はショタにしか興味はないからね。先生の名前なんて、どうでもいいよ。」
零栖「同じく、どうでもいい。」
都麻「いやいや、少しぐらい関心をもとーよ。エドワード博士、華蓮。」
先生「あんたら私の名前も知らずに、授業受けてたの−?」
沙都美先生が、呆れてため息をついた。
先生「じゃあ、一応自己紹介するけど、私の名前は快雅沙都美(かいみやさとみ)あんたら覚えたー?」
金田「快雅沙都美…快雅沙都美……快雅沙都美…」
先生「金田ー。連呼するんじゃないよー。呪われそうだわー。」
尼賀崎「おお!!我がエンジェルティーチャ—は、快雅沙都美という偽りの名前を持っているというのかっ……」
先生「むしろ、その逆だよねー。それ本名だしー。誰だよ、エンジェルティーチャ—ってー。」
岩津「先生、先生の隣にいる男の人は誰ですか?」
先生「何お前、今更ー?」
荒先「荒技達磨!荒技達磨だ!!人の話聞けよっ」
先生「しゃーないかー。荒技、岩津をあげるからとっとと帰ってー。」
雷堂「荒技先生、そんなに帰りたくないならここで死んでくださいませ。正直、迷惑なんですよ。」
積「麗香、怖い事をさらりと言ってはいけないよ。」
雷堂「あなたは、いつから私を下の名前で呼ぶほど偉くなったんですか?」
先生「どーでもいいから、さっさと帰ってよ荒技ー。」
荒技「沙都美先生!!なんでそんなに冷たいんだよ!俺の事が、嫌いですか!?」
荒技が、声をあげていった。
あたりが静まり返る。
先生「うん。嫌いですねー。さ、授業始めるよー。」
荒先「酷い!なんて、酷いんだ沙都美先生!!俺がこんなにも、愛を注いでいると言うのに……」
荒技が言葉を言い終える前に、零栖と雷堂が荒技の手を両端からつかんで外に引きずり出す。
零栖「本当にうるさい。黙って。」
雷堂「先生、帰りたくないなら死んでくださいっていいましたよね?」
零栖「じゃあ、処刑してもらおうか。うちの委員長に。」
鈴炉「私のことだね!!」
零栖「秋那じゃないよ。」
雷堂「棗さんです。」
神無月「OK。まかしときな。」
零栖「じゃ、今回は公開処刑じゃないけどよろしく。」
雷堂「二度とこの教室に来れないよう、精神的にも肉体的にも壊滅させといてください。」
神無月「ふふふふ…。」
不気味な笑いを残して、神無月と荒技先生は廊下の方へと消える。
零栖と雷堂は、席に座りなおして言った。
雷堂「先生、お掃除終了しました。」
零栖「授業始めましょう。」