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Re: 【ギャグ】こちら、芭華陀高校———G組です!! ( No.5 )
日時: 2013/03/19 17:22
名前: 華月 (ID: MCeIcGNV)


黒板には、『次のことわざの、意味を答えよ。———猫に小判。』と書かれていた。
先生が、チョークで黒板をたたきながら、生徒たちに言った。


先生「はい、次の問題はことわざの意味についてねー。これぐらいは分かってよー。あんたら、一応高校生なんだからさー。」

鈴炉「先生。一応ってなんですか?一応も何も、私達立派な高校生なんですけど。高校生としての、権利があるんですけど。」

先生「私はあんたらのこと、小学生だと思って授業してるからさー。高校生って感じじゃないんだよねー。まあとにかく、この問題解ける奴ー。」


先生がそう尋ねると、岩津が手をあげた。


先生「……大体言うことは分かってるけど、一応あてるわー。岩津ー。」

岩津「はい!!教科書が見つかりません!」

先生「うんー。本当に一回死んでくれないかなー。もうその言葉聞きあきたわー。ってか、どんだけ教科書探してんのよー。あんた、神様に嫌われているとしか考えられないわー。」


そう言いながら、先生は適当に名簿をみる。


先生「ん〜…。じゃあ、零栖ー。」

零栖「はい。猫に小判とは、猫に小判を投げつけて痛めつけると、良い事があるという意味で……」

先生「どんな意味だよ、それー。ってか猫がかわいそうだろうがー。」

零栖「猫は、苦しい困難を乗り越えることで、成長していくのです。」

先生「かっこよく言ってるつもりかもしんないけど、ぜんぜんかっこよくないからー。むしろ、それただの虐める口実だろー。次、芳阿ー。」

芳阿「はい、先生。それは、○○○○○○○○○で、○○○○○○○○○○な○○○○○○……」

先生「はい、ストップー。それ以上喋ったら、お前の名前これから喋る18禁なー。大体なんで、猫に小判っていうことわざが、そんな卑猥なものになるんだよー。」

尼賀崎「猫に小判とは、森の奥深くに眠ると言われている、漆黒に輝く暗闇の猫———エルスティアの身につけているネックレスで……」

先生「誰だ、エルスティアってー。お前の友達かー?」

零栖「先生、尼賀崎くんに、友達なんていません。」

先生「おー、そっかそっかー。」

尼賀崎「零栖、テメエェェェェェェェ!!」

積「まったく、無粋な…。こんなことわざ、僕にかかれば晩飯前さ。」

坂本「お前、自分の言ってる意味、分かってないだろ。」

先生「もー。どーでもいいから、まともに答えてよー。」


先生が、声を張り上げていった。