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Re: 【オリキャラ募集!!】こちら、芭華陀高校——G組です!! ( No.74 )
日時: 2013/04/14 22:51
名前: 華月 (ID: ii.tEmOq)


第四話「弁当忘れた?……だから何?私のはあげないから。」



ただいま、どこかの森の中。
G組は二列に並び、先生を筆頭に山を登っていた。


坂本「せんせい…。疲れた。」

藍音「私もー。」

金田「もう…。無理、です。」

牛島「くっそー…。あちー……」


生徒が口々に文句を言う。


先生「うるさいなー。少し黙りなさいよー。ほら、みんなでいれば熱くないっていうことわざあるしー。」

神無月「いやいや先生、そんなことわざないから。」

坂田「大体、なんでこんな山奥に遠足にきてるんですか……。」

先生「先生は、何も知りませんー。」

坂田「いや、知らないじゃないですよ!!」

鴉愁麻「なんで、こんなことに…」

先生「それは、説明するのめんどくさいから、次の回想を読んでくださいー。」

神無月「人任せですか。」



回想……ポワンポワンポワ〜ン



先生「と、言うことで全員集まったー?」


先生が、G組の生徒に問いかける。


冠月「先生、坂本君が今日かぜでお休みするようですわ。」

先生「分かったー。」

坂本「いやいやいやいや、いるから!!ここにいるじゃねえか!!」

冠月「ちっ」

坂本「ちっじゃねええぇぇぇぇぇえ!!」

石山「あーあ、遠足なんてめんどくさいなー。」

藍音「そう?私は楽しみよ。」

神埼「私も楽しみだなー!!遠足なんて、小学生以来だよ。」

石山「めんどくさいのは、変わらないよ。」

先生「はいはい。確かに今日遠足だけど、とりあえず転校生紹介するからー。」

零栖「またですか。」

先生「文句言うな零栖ー。とりあえず、入っておいでー。」


そう言って入ってきたのは、一人の女の子だった。


先生「じゃ、自己紹介してー。」

小尾「はい。私、小尾真梨と言います。よろしくお願いしますね。」

立花「あっ。」

先生「どうしたー?立花ー。」

立花「い、いえその……知り合いっていうか…。」」

小尾「久しぶり、窓華。私、貴方が転校したっていうから、ここまで転校しにきたの。これからよろしくね。」

立花「う、うん。よろしく…。」

先生「じゃあとりあえず、山田の隣座ってー。」


その先生が言って、小尾が山田の隣に座る。


山田「えっと…。ボク、山田弥刀です。よろしくね。」

小尾「ええ。よろしk……!?」

山田「?……どうしたの?」


うるうる キラキラ


エドワード「ぶっしゃあああああああああああ((流血」

雷堂「またですか…エドワード博士。」

積「まったく、血の色でボクのフェイスが崩れたらどうしてくれるんだい?」

零栖「死ね。ナルシスト。」

小尾「……んし……」

山田「え、何?」

小尾「マジ天使です!!山田君!貴方こそ、私のキューティクル天使!!」

山田「ええええええ!?い、意味が分からないよぉ。」

小尾「いやぁ。感激ですね。こんな所で、ショタっ子に出会えるなんて!あぁもう、本当に天使!hshshshshs……」

先生「……立花ー。説明してー。」

立花「いや、見ての通りなんです。あの子、成績いいのにショタコンで……」

小尾「山田くんhshshshshshshs((ry」

山田「うぅうぁあああ……」



回想終了


先生「と、いうわけで今、G組はここにいますー。分かったー?」

零栖「まったく分かりません。」

坂田「いや先生、今のただの転校生の紹介じゃないですか。」

先生「まったくー。文をちゃんと読んで理解しなさいよー。」

雷堂「多分無理だと思います。」

尼賀崎「それにしても……この森、何か嫌な雰囲気を感じる……。お前もそう思わないか?有栖川。」

有栖川「そんな雰囲気しねえよ。ただの森だろーが。」

尼賀崎「ふっ。俺に隠し事なんてしても無駄だぜ。お前は何かを感じてるはずだ。現に、その眼帯がその証拠だ。」

有栖川「これはアレルギーだっつーの。いちいち絡むな。」

神埼「先生、本当の事お願いしまーす。」

先生「ったく…。仕方ないわねー。」


そう言って先生は、二回目の回想に入った。