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コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ
- Re: ネオンソーダの泡達のポップ ( No.25 )
- 日時: 2013/04/05 15:19
- 名前: れとら ◆8Odabd9tcI (ID: uM8899vc)
- 参照: 重ッでも最後はハッピーエンドなんで!!!
[daiside]
高1だった俺には、大人すぎる彼女だった。
大学生だと偽って兄貴の代わりに参加した合コンに、彼女は居た。
「ねえ、白石、悠介くんだっけ?」
兄貴の名前と年、大学名を借りて、何もかも大人にして参加した。
兄貴と同い年で外国語学部に通う彼女は、クラスの女子とは全然違った。
「嘘。君、高校生でしょ」
俺の嘘を見ただけで見透かした彼女は何処か見覚えがあったが、そこまで深く考えずに話していた。
でも、何故見覚えがあったかは彼女が教えてくれた。
「君さ、駅前のマックでバイトしてるでしょ。あたし、そこの店長の妹だから、高校生ってことは知ってたんだ。白石大介くん?」
いたずらっぽく笑う彼女に、惹かれて行く俺。
艶のある黒髪は、カラオケの照明で、光る。
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