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コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ
- Re: 【参照0突破!!】「好き。」 〜これは最初で最期の恋〜 ( No.26 )
- 日時: 2013/04/28 23:26
- 名前: yuu【ゆう】 (ID: Pmy7uzC3)
美明目線
「「あ」」
二人の声が重なる。
ま
「あ、あれ…美明…用事があるんじゃ…?」
だって…花屋には霧原と看護婦さんがいたんだもん。
「え…いや…さ、さっき言った用事は勘違いだったみたいで〜
もう一度、お見舞いに花を買おうかな〜って」
ココから霧原目線w
「お見舞いに…か」
「え?」
「あ、ううん!何でもない」
『お見舞いに』…か。
「ところで…霧原はここで何してるの?何年ぶりなのよ」
やっぱ、そこ聞くよね…
う…どうしよう…
美明は『お見舞い』で俺に花をくれるだけで
俺が美明に花をあげる理由は『いつものお礼に』あたりしか、ないだろうな…
うあ…恥ずかしくて言えねぇよ…
「え…あ〜その…」
「…あ、分かった!」
え、ばれた?いや、別にそれでもいいんだけど。
「千春ちゃんに…プレゼントでしょ」
「は?」
…まさに「は?」だ。
千春ちゃんに…?俺が・・・プレゼント??
申し訳ないけれど、そんな事しようなんて思った事ないデスよ…?
「ふっふっふっ♪私が気付かないとでも思いました?…好きなんでしょ」
…やばい。完全に誤解をされている。
でも…これでごまかす以外、手はない。
「…いや。別に好きでも何でも絶対ないけど、プレゼン…「きゃぁあぁぁぁ♪♪」だ…だから、違うって!」
…ぁぅ。やっぱ美明は、俺のこと何とも思ってない系っすかね…
「まぁ、雑談もここらへんにして戻りますか?」
すっごく存在を消していた看護師さんが声をかける。
「へへ...すいません。私も一緒に行っていいですよね?」
もちろん、と看護婦さんは頷き 会計を済ませ 俺らは病院へ向かった。
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