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- Re: 馬鹿に清き一票を! 本編も外伝も頑張りますっ! ( No.44 )
- 日時: 2013/05/11 20:09
- 名前: 乙川暮愛 (ID: /eEAG2r9)
- 参照: 本編 馬鹿に清き一票を!
...いかん。
まさかあんなところで美少女(少年だけど)と会えるとは...。
......マジだったし。あの椛の表情。
会ったとたん、「死ぃぃぃねぇぇぇぇっ!!」って思いっきり殴られた。
...うぅ...今もまだ腫れてるよ...。
頬をさすりながら歩いていると、後ろからがばっと抱きつかれた。
柔らかくて暖かい感触。
...女子か!!
笑顔で振り返ると。
「...げ」
そこには、美少女なのに俺が苦手としてる女子。
展翅聖。
超絶美少女。あのロリファッションも俺の好みにストライク!俺のストライクゾーン広いけど。
「レッオくーん!今日も大好きだよー!!」
そして俺への好感度MAX!!
...ここまで聞くとなんていい娘だろう、と思うであろう。
「...聖、頼むから、今はやめてくれ...。」
「えー!なんで?」
ぎゅっと抱きしめてくるところ悪いのだが。
「...なにあれ?...バカップル?」
「うー、格好いいのにねー。」
「あ、聖ちゃん〜!!なんであの男に抱きついてるんだよー!!」
「確かあの男さ、義妹とか幼馴染みなど大勢の超美少女と遊び歩いてんだろ?」
「うっわ、イケメンだからってふざけんなよ!!」
......周りの視線がとても痛いです。
殺意がいつにもましてむき出しですよ。
「ほらほら、ラブホ行こうよ、ラブホ。」
「...それは...。」
ごくん。
思わずつばをのみこんでしまう。
だって、見た目は超美少女だぞっ、これで興奮しないほうがおかしいだろっ、なぁっ?
「......」
ニコニコと不気味な視線を後ろに感じる。
振り向くと勿論。
「やぁっ、礼央?」
うん、椛でした。
「あははははは」
「...礼央、笑ってごまかすとは...。何をやっているのかな?」
「...ナナナ、ナンノコトヤラ。」
「...目が泳いでるよぉ〜?」
ちっ、こういう時は鋭いやつめ!
「あ、椛。うふふ、いいでしょう?ラブホに行こうかっていう話をしてたのよ〜?二人一致で!!」
おまっ、な、なんてことをいうんだっ!
「...そっかぁ...。止めないから、いってらっしゃぁい?」
ニコニコと笑う椛は恐ろしかった。
「......義妹の雫ちゃんにも私から教えておいてあげるよ〜?」
「だって!じゃ、いこっか、ア・ナ・タ?」
止めてくれぇぇぇぇ!!