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　特別番外編〜「偽装人間＠000」×「狼たちと同居中。」〜

「え、えと……では続いてまいりましょう！　エントリー№3番、梅澤和希さんお願いします」

「……嫌です。こんなところでこんな大勢の前じゃなくて……」
「……僕の部屋で、ね？」

「あ、ありがとうございました！　(こんな恥ずかしいことよく言えるなあ……)」
　
「では……次にエントリー№4番、平井泉さんお願いします」

「……なんでこんなことしなくちゃならないわけ？　俺とあんたって付き合ってるんだよね？」
「……だったら、もっと楽しいことしたいんだけど、あゆみ」

「な、なんで私に詰め寄ってくるの……」

「……続いてどうぞ」
「何で俺の紹介、あゆみちゃんの丁寧なやつじゃないの？　澪ちゃんの適当な説明って……」
「ぶつぶつ言ってないではやくやっていただけますか」

「……あのさあ、もっと優しくなろうよ？」
「……あ、駄目か。皆の前じゃねぇ……二人きりの時に、だね」

「……ありがとうございました」

　その後も激しさは変わらない。
「と、とりあえず……引き分けということにします。見てくださった方本当にありがとうございました！」

　あゆみの悲痛な叫びが響いた。



　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　もう少しだけ続く！