コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ

Re: 彼は天邪鬼 【オリキャラ募集中】 ( No.120 )
日時: 2013/06/14 20:25
名前: 莉遠 ◆gX.y9FxA6g (ID: gYu/uyWc)

NO.21『グッドアイディアじゃない』


一同、つまり前回の話から察することができるが涼太、裕輝、夏姫の3人は、旭野高校の近くのスターバックス略してスタバでコーヒーを飲むことになった。


夏姫:りょーくん何飲む?何でもいいよ?あ、だけど食べ物は自腹ね?

涼太:あ〜、普通のコーヒーでいいよ。

裕輝:夏姫〜、俺ブラックがいい〜

夏姫:裕くんは自分で買いなさいよ!


まあそんなこんなで涼太はオーソドックスなアメリカンコーヒー、裕輝はブラックコーヒー、夏姫はカプチーノを頼んだ。ただ、スタバにそんなメニューがあるのかはわからない。あまり行かないので。


だが、この小説の中でのスタバにはこれらのメニューがあるとしよう。



涼太:で、ほかに何か用があるんじゃないの?

夏姫:へ?なんでわかったの?

涼太:奢るって言ったって、もっと他の形でできたでしょ?目的は俺とゆっくり話す時間を作りたかった。なっちゃんわかりやすいからな〜。

裕輝:だろ〜な、ま、俺はゆっくり体力を回復したいんだよ。


ちなみに裕輝が頼んだコーヒーはアイスである。



夏姫:ほら、同窓会の話。昨日りょーちゃんからLINEがきたんだけど、りょーくん内容思い出せる?

涼太:内容?え〜っと・・・


涼太は涼子の体にいるときも、ずっと彼女の行動を見ていた。誰かとLINEをしていたのは覚えている。ただ・・・それが誰としていたのか、そしてどんな内容だったかまでは覚えてない



夏姫:同窓会で、2日間でディズニーランドとシーに行って、1日はりょーちゃんが、1日はりょーくんがって感じで行動するって感じ!りょーちゃんグッドアイディアじゃない?


一応言っておくが、りょーくんが「涼太」りょーちゃんが「涼子」である。正直パッと見見分けが難しいからやめてほしいのである。


涼太:ハァ、そういうことか。そういうことなら涼子に両方とも譲ってやってくれよ。修学旅行いけないから代わりにっていう意味で言ったんだからさ。

裕輝:なんだ?テメェディズニーランド行きたくねぇのか?まあ、俺としては普通に富士急とか行きてぇんだけどな。

夏姫:裕くんはジェットコースター大好きかもしれないけど、私は好きじゃないの!それにその提案したのはりょーちゃんだよ。

裕輝:あ、そ。まあいいじゃねぇか。赤西も久しぶりにこっち来るって言ってんだ。涼子だけじゃなくてお前とも色々話したいんだろうよ。

涼太:は?赤西来るの?


と涼太が言ったら夏姫が携帯を取り出して、涼太に見せた。赤西からのメールである。ちなみに赤西くんはLINEをやっていません。


その内容とは・・・・



『それは面白い提案だ。いつでも自家用ジェットを出してきて東京へ向かおう。だが2日両方とも遊びに行くなら1日休む猶予が欲しい、つまり、夏休みか3連休の時が望ましいということだ。僕はいつでもいいから好きな日を指定してくれ。』



と、何とも高校生にしては硬い文章であるがツッコむところはそこではない。『自家用ジェット』である。


涼太:いや、さすがは財閥の息子だわ。花男の道明寺みたいだわ。

裕輝:は〜、ボンボンは羨ましいもんだぜ。俺も言ってみて〜「自家用ジェットを出して東京へ向かう」とか言うセリフ。

夏姫:あ、赤西くんは色々すごいからね。


そう、赤西くんは色々すごいのである。


夏姫:後は・・・あっくんにターくんにカミリンにも伝えておいたよ。


あっくん・・・は村上敦だろうがターくんとカミリンとは・・・てか名前の原型は留めているのだろうか?


涼太:で、皆の返事は?

夏姫:え〜っと、あっくんは・・・『ディズニーのホテルのレストランでうまいもん食べたい。食べれるならいつでも行く』だって。

裕輝:あ〜言いそう。相変わらず食い意地はってんのか、あのバカ。

夏姫:で、カミリンは、6月の終わりから7月のはじめまではテスト週間でダメだけど、それ以外なら大体OK。ターくんは、『俺はまだ行くとは言っていない。だが、もしもどうしても俺を誘いたいというならば次の連休に誘えばいい。』だって。

涼太:何その上から目線。

裕輝:だけど行きたいんだろ?素直じゃねぇよな、アイツ。




そんなこんなで話していたらもう夜になっていたため、帰ることになった。


裕輝:じゃあな、桐谷。なんか勝手にディズニー行く感じになってっけどよ、2人でふけて富士急行こうぜ!

夏姫:ダメだって!も〜




なんか大事になってきたぞ・・・、俺たち7人がどっかに遊びに行くなんて・・・ぶっちゃけカオスだ。


読者の皆は、おそらく全員集まった時にそれがわかるであろう。



桐谷涼太、久利生裕輝、村上敦、岸谷夏姫、そして赤西にターくんにカミリン。


彼らこそがこの物語の最重要人物なのである。





続く