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NG集・NO.32


涼太：ちょっと待て！どーいうことだ！

正義：服の代金なら僕が持つ。


と言って正義は財布の中から黒いクレジットカードを出して言った。


涼太：そういう意味じゃなくて、泊まるってこと！

正義：ああ、ミラコスタを予約しておいた。3部屋。勿論代金は僕が持つ。・・・まさか！




正義は財布をしまおうとした。





その時、誰かが正義の財布を取った。ひったくりだ。




ひったくり犯：やべぇこいつの財布にブラックカード入ってるぜ！ひっひっひ！



と走って逃げるのだが正義は天邪鬼、つまり涼太や裕輝ほどではいないが、運動神経は相当いい。故にすぐに捕まったのだ。



ひったくり犯：クソガキ！離せ！

正義：ククク・・・僕をひったくるなんて100年早いんだよ。



と不敵な笑みを浮かべながら手をボキボキ鳴らしている。



涼太：見ちゃダメだ、見ちゃダメだ

正義：今から貴様を殴る。気絶しない程度にな。気絶したら苦しむ顔を拝めなくなってしまうからな。





ぎゃああああああ！




その時涼太は・・・いや、その店にいた全員がなぜかひったくり犯を同情した