コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ
- Re: 彼は天邪鬼 【オリキャラ募集+同窓会篇スタート!】 ( No.244 )
- 日時: 2013/08/04 18:01
- 名前: 莉遠 ◆gX.y9FxA6g (ID: gYu/uyWc)
NO.36『俺って一体・・・・・・』
黒マスク1:とりあえずまず膝をつけ、そして手を挙げた。お前らは怪しいからな、縄で縛らせてもらう。
涼太と正義は膝をつき、手を挙げた。
これからは主犯格と雑魚とを区別したいので主犯格は黒マスク1、今涼太たちを縛ろうとしている奴は黒マスク2、銃持ってる人を黒マスク3、あと一人を黒マスク4と書くことにする。
黒マスク1:よし、じゃあお前、俺は銃を構えておくからこいつら縛れ。
黒マスク2:ハイ!
と言って主犯格は銃を涼太たちの方を向け、一人は縄で涼太たちを縛ろうとした。
そしてその瞬間、涼太は素早く動き、縄を縛ろうとした黒マスクに一発ボディブローを打って気絶させた。
黒マスク1:チッ、やっぱタダ者じゃないな。悪いが死んでもらうぞ。
と言って銃を涼太に向けて撃った。だがその前にそれを察知した正義が涼太の頭を地面に叩き付けたため、弾丸をかわすことができた。
涼太:痛っ!何すんなよ!つーか活字でバトル展開してんじゃねぇよ!
正義:ほら、おかげで一発撃たせることができたぞ。まだ構えてるところを見るとあと一発だろ?
黒マスク1:何?
そして黒マスク1はリボルバーを見て残り弾数を確認した。確かにあと一発しか入っていなかった。
黒マスク1:こいつ・・・なぜ残り弾数を・・・・・・
涼太:あと一発だったらかわせるな。
正義:僕は無理だから頑張れ。いや、運動神経はいいよ?だけど僕は頭脳派だから。
涼太:カッコいいこと言って結局は俺任せか!
黒マスク3:が、ガキども!な、なめるんじゃねぇ!
黒マスク1:オイ待て!
黒マスク3は銃を乱射した。だが正義の言う通り銃の扱いは素人。的外れのトコを撃っていた。
正義:今、銃声音が5発。つまり君は銃を交換しない限りもう撃てないね。まあ銃を交換する前に倒すよ、涼太が。
乱射している間に涼太が黒マスク3にすでに接近しており、同様にボディブローを入れて気絶させた。
涼太:結局俺が倒すんかい!
黒マスク1:チッ、そこまでだ!今度こそ当てるぞ。
正義:涼太に目を奪われすぎだよ。僕だって少しはできることを教えてやろう。愚民が。
黒マスク1が撃とうとした瞬間正義は銃口の向きを変えたため、勿論涼太には当たらない。そして正義は黒マスク1を捕まえた。
涼太:赤西!そいつ、捕まえておけよ!
正義:当たり前だ。決めろ!
そしてグーで殴り黒マスク1を気絶させた。
その瞬間、人質が歓喜した。そして人質たちは涼太たちを縛ろうとした縄で黒マスクたちを縛りだした。
あと黒マスクは一人いる。だが、かなりきょどっており、腰を抜かせている。
よって、銃も持っていない黒マスク4は涼太たちが手を下さずとも人質だけで鉄槌が下せるくらいなのである。
涼太:ったく・・・、すべて思い通りにいったな。まずは奴らが俺たちを拘束するために近づいてくることから銃の乱反射、よくそこまで予測できたな。
正義:当然だ。僕を誰だと思っている。さて、最後の黒マスク、もう終わりだ。大人しくお縄につけ。
黒マスク4:う・・・ダメなんだ。僕は・・・僕は・・・
涼太:ちょっ!
黒マスク4は・・・・・・・・・割れた窓から外へ飛び降りた。
・・・・・・自殺だ。
オイ、これはコメディ・ライトじゃねぇよ。対象年齢ないとか言ったっけ?知らね。
正義:ま、こんなことしでかしたらそうなってしまっても・・・
涼太:待てボケェ!
正義:なっ、涼太!
涼太も走って窓から外へ飛び降りた。そして黒マスク4のトコまで何とか追いついて下になっても自分がクッションになるように抱きしめた。ま、要するに涼太が下になっている。
その頃・・・地上では・・・・・・
アナウンサー:犯人グループの要求を呑まなければ人質を一人ずつ落とすという警告を受けて、クッションを用意したそうです。しかしあの高さから落ちて人が・・・
とアナウンサーが喋っていると周りの人がキャーキャー騒ぎ出した。そう、人が2人落ちてきたのだ。
ドンっ!
アナウンサー:今、人が!人が2人落ちてきました!何とかクッションの上に乗せることに成功したようですが、果たして無事なのでしょうか!?
・・・・・・大丈夫か?臆病な犯人さん。あれ?血が出てるんじゃない?どこか打った?
え?
血が出てるのは俺?
・・・・・・意識が遠くなっていく。えっと、一体俺はどうなるんだ。
いや、ちょっと待て。俺って一体・・・・・・
涼太の運命はいかに!?
続く