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NG集・NO.38


夏姫：わーっ、盛り上がってるね！それより誘ってくれてありがとう。その・・・りょーくん・・・・・・

涼太：いえ・・・その、夏姫・・・さん。


夕方になって夏祭りになった神社の周辺に屋台が並び、浴衣を着た人が沢山歩いていた。


夏姫：裕ちゃんに聞いたけど、本当に記憶喪失なんだね。どうやったらもとに戻るかな？

敦：まあ〜ポロッとモグモグ記憶落っことしたんだしモグモグ、ごっくん。ひょこっとモグ拾うんじゃないモグモグ？いつか〜。モグモグ。







涼太：いや、何言ってるかわからないんですが・・・

夏姫：ちょっとあっくん！食べながら喋っちゃいけません！

正菜：お母さんか、なっちゃんは。

敦：モグモグ、ムグ、クチャクチャ・・・

正菜：いや、何か伝えようとしてるのはわかる。だけど何も伝わっていないからな・・・敦。