コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ
- Re: 彼は天邪鬼 【オリキャラ募集+同窓会篇完】 ( No.296 )
- 日時: 2013/09/12 21:07
- 名前: 莉遠 ◆gX.y9FxA6g (ID: 5K27D2Vq)
NO.44『いい加減にしてください』
ビーチバレー(英語: beach volleyball )は、バレーボールから派生した球技の1つである[注 1]。
砂浜にネットを張ったコートで、2人1組のチーム同士で対戦する。アメリカ発祥のビーチスポーツで、1996年のアトランタオリンピックよりオリンピックの正式種目となった。
(wikiより・注1?知らんがな)
正菜:では、やるぞ。5人でやるから2対3でやることになるが・・・お互い顔見知りの方がやり安いであろう。お前ら3人で組めばよい。
涼子:いや、姐さん。ちゃんと出来る?
正菜:ああ、ルールは熟知しているぞ。
涼子:そういう意味じゃないし!
もちろんどういう意味かというと、うまく美砂に変なことを悟らせないようにしろという意味だ。皆そんな感じにする雰囲気ではない。
正菜姐さんはこの通りスリリング大好き。
あっちゃんは今からビーチバレーをしようというのにラーメンを食べてる。さっきかき氷食べていたというのに。
さとみんは無口だから大丈夫だと思うが如何せん日焼けを気にしすぎている。さっさとビーチバレーを終わらせようと本気を出す可能性もある気がする。
そう、今まともな天邪鬼は桐谷涼子なのである。別に涼子は涼太みたいに幸薄い常識人ではないからこういうことをいうのもアレだが、もう1度言う。
今、まともな天邪鬼は桐谷涼子オンリーなのである。
美砂:よっしゃ、じゃあ正菜サーブ打ってええよ!
正菜:ふむ、そうか。では、遠慮なく打たせてもらうぞ!
と言って正菜はサーブを打った。打ってしまった。
ものすごいスピードで球が飛んできた。
美砂:え?ちょ・・・
涼子:姐さんの馬鹿ァァァァァ!
何とか涼子がボールを拾う、そして敦子はガリガリ君を食べつつちゃんとボールをトス。そして・・・
美砂:くらえ!ウチ懇親のスパイク!
正菜:智美!そっち言ったぞ!
美砂が打ったボールは智美の方へいったが智美はピクリとも動かなかった。
正菜:なぜだ?少しは動け。
智美:・・・・・・汗あまりかきたくないもん。
正菜:それ、こっちに勝ち目はほとんどないじゃないか。
涼子:つーか姐さん!
右手を少し支えながら言った。少し右手が赤くなっている。
涼子:超痛いんだけど!本気出さないでよ!
正菜:お?すまん。ていうかアレは本気で打ったのだが・・・よくとれたな。少しショックなんだが?
涼子:殺す気か!
美砂:正菜・・・
美砂が正菜の方をガン見している。ヤバイ、何か怪しまれたか?
美砂:正菜・・・あんた・・・
涼子:美砂・・・
美砂:あんたひょっとしてバレーボール部なのか?
は?
いやいやいや、あのサーブの速さ・・・普通にプロ並みだろうが!アレ見てバレーボール部より、もっと上のことを言うだろ?
正菜:いや、だがバレーボールは得意でな。
敦子:姐さんは何でも力でねじ伏せるくせに。
正菜:何か言ったか?
今、敦子はパイナップルを食べている。つーかどんだけ食ってるんだよこの人。
美砂:よっしゃ、じゃあ次のサーブはウチが・・・
?:あれ?ひょっとして美砂ちゃん?
美砂:ん?あれ?優莉!?・・・と佐倉!
雷:オイ、俺をオマケのように扱うな。
そこに現れたのは皆さんお馴染みの佐倉雷くんと、久しぶりの新しいオリキャラ、彼の幼なじみで同じクラスの女の子、芥川優莉ちゃんである。
優莉:何、すごい偶然だね〜!
美砂:うん、ウチはこの3人で海に来たんだ。
と言ってパイナップル食ってる敦子と涼子の肩に手をのっけた。
美砂:こっちは涼子でパイナッポーは敦子。2人とも、こいつらはウチのクラスメイトの佐倉と優莉じゃ。
雷:・・・・・・
優莉:よろしくね。えっと、涼子ちゃんに敦子ちゃん。ごめんね〜、この子ちょっとぶっきらぼうで照れ屋なだけなんだ。
雷:黙れ、オカンか?
涼子:佐倉と優莉・・・か。
確か涼太のクラスにいたな、そんなの。まあ直に会うのは初めてだけど。
正菜:何だ、知人に会ったのか?じゃあ皆で巻き込んでビーチバレー・・・
智美:赤西さん、いい加減にしてください。
涼子:よっしゃ、じゃあみんなで海に入ろう!海に来たのにビーチバレーだけって超嫌だし!
敦子:私はそこで焼きそば食べてくる。
どんだけ食うんだよ。
美砂:よっしゃ!じゃあ海に飛び込もう!
雷:ハァ、俺はいかないぞ。面倒くさい。
優莉:雷も行くの!ほら、一緒に行こう!
と言って優莉は雷の手を取ろうと思ったが
優莉:きゃあっ!
滑って転んだ。
お、おお・・・ドジッ娘か・・・。
雷:オイ、大丈夫か?
優莉:いった〜〜〜い!頭打ったかも・・・
正菜:そこの休憩所に連れて行こうか?
雷:あ〜、俺がやる。アンタら海入ってろ。
涼子:ふ〜〜〜ん。
涼子は雷を見てニヤリと笑った。
涼子:リア充か。
雷:違う。こいつはあくまで俺のツレだからだ。決してそういうのでは・・・
涼子:はい、ツンデレごちそうさま。本当にオリキャラってキャラが濃い子多くていいわ・・・
敦子:え?
正菜:何だ?
智美:・・・・・・
涼子:アンタらはのぞく・・・か。
続く