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Re: 彼は天邪鬼 【総選挙開始!ご協力お願いします】 ( No.340 )
日時: 2013/09/28 22:14
名前: 莉遠 ◆gX.y9FxA6g (ID: leOS3oG6)

special story NO.1『白雪姫その1』


皆さん、こんにちは。こんなクソ小説を50話まで読んでいただきありがとうございます。さて・・・これからそんな皆様に感謝の意を示すため、この小説の主要メンバーで劇をしたいと思います。題名の通り、その内容とは“白雪姫”。あ、グリム童話ではなく、ディズニーの方な感じです。えっと気になるのはそこではない?気になるのは私?そうですね、自己紹介をしなければなりません・・・



麻美:初めまして、私はまだ登場していないけど出ちゃいました、浜名麻美と申します。未登場であるため、キャラ崩壊の危機が最も薄いとされる語り部担当となりました。






ではでは、白雪姫、はじまりはじまり〜




麻美:昔〜昔、あるところに、雪のように白い肌を持つそれはそれは美しいお姫様がいました。彼女の名前は白雪姫。そして彼女にはとっても悪い魔女のようなお母さんがいました。その人は自分が世界一美しいと思い込んでいました。そして彼女は夜な夜な鏡にこう尋ねるのです。


—そして、白雪姫の母である王妃役・玉山蔵良が現れる。


蔵良:オホン、か、鏡よ鏡、この世で最も美しいのはだあれ?・・・って!なんで私が王妃役なのよ。なんで白雪姫じゃないのよ!


麻美:そして鏡はこう答えました。


—そして、鏡役・芥川優莉が現れる。


優莉:はいは〜い!鏡!鏡、私だよ!きゃあ!

蔵良:ちょ、鏡のくせに転んでるんじゃないわよ!さっさとさっきの質問に答えなさいよ!

優莉:えっと・・・この世でもっと美しい人はいるかって質問だっけ?

蔵良:若干違うけど・・・まあ内容的にはあってるわ。早く答えなさい。このバカガミ!

優莉:えっと、世界で一番美しいのは・・・白雪姫だね。残念でした!極悪非道、鬼畜外道王妃様!

蔵良:ちょ、言いすぎでしょ!何この鏡!ていうか、白雪姫が世界一美しいってどういうこと?ちょ、白雪姫!白雪姫を呼んできなさい!



麻美:そして、極悪非道、鬼畜外道王妃様は白雪姫を呼びました。


蔵良:だから・・・極悪非道とかやめてよ!



そして主人公、白雪姫役に・・・岸谷夏姫が現れる。



蔵良:ちょっとなっちゃん!いや、白雪姫!今この鏡に世界で一番美しいのは誰と尋ねたらアンタだと答えたのよ!どういうこと?そしてどうしてアンタが白雪姫なの!どうして私じゃないの?

優莉:ちょ、落ち着いてよ〜極悪非道、鬼畜外道王妃様!

蔵良:アンタ、火に油を注ぐって言葉聞いたことない?

夏姫:世界で一番美しいのは私?え?本当に?嬉しい〜!鏡さん、あとでピッカピカに磨いてあげるからね!

優莉:ありがとう、白雪姫!

蔵良:なんでここには天然しかいないのよ!もう怒った!アンタ、今すぐ城から出ていきなさい!

夏姫:え?嫌だよ。



蔵良:は?


夏姫:だって〜、こんな夜遅くに城の外に追い出されたら風邪ひいちゃうし・・・それにそんな嫌味な感じで言われて「はい、そうですか」って言って引き下がるのは私の主義じゃないんだ。だから、私は城から出ない。


蔵良:あ、そう・・・。じゃあ、別に出て行かなくてもいいです。もうボケ役なのにツッコミ役に回るの面倒くさいし。



麻美:・・・・・・えっと、じゃあこの先も白雪姫と王妃様は、鏡と共に末永く幸せに生きていきました・・・と。終わりですか、じゃあ私、さっさと自分の番回したいのでスペシャルストーリーを終わりにしま・・・



“ちょっと待てやァァァァ!”





と言って出てきたのは総合監督・古畑慎二だった。



慎二:ちょ、なんでそういう終わり方になるんだ!君たちさ、白雪姫読んだことある?

麻美:ハイ、グリム童話の方なら・・・

慎二:グロイ方かよ!語り部やるんだったらそんくらい読んどけよ。ていうか、語り部はそこにある台本を読むだけだろ?

麻美:いえ・・・舞台で行われている行為が明らかに台本に即したものではないものではないと判断したもので・・・

慎二:もっともな意見です。おら!白雪姫と王妃!


夏姫&蔵良:は?


慎二:まずは蔵良ちゃん!王妃役がそんなに不満なの?出番多いでしょ?

蔵良:え〜、だってさぁ、極悪非道、鬼畜外道なんて言われたのよ!黙ってられるわけないでしょうが!てか・・・なんでなっちゃんが白雪姫なのよ!

夏姫:う〜ん、眼鏡だからじゃない?

蔵良:いや、眼鏡の王妃ってのもどうかと思うわよ。

慎二:まあ主役じゃなくて不満なのはわかるけど・・・、俺的にはあまり白雪姫はオススメしないぜ〜。

蔵良:え?なんで?




慎二:いや、だって・・・王子様役・・・・・・桐谷じゃないし。





は?





蔵良:な、なんで〜?涼太って主役じゃん!主役がなんで王子様じゃないのよ!

慎二:あ、いや、作者があまりにも裕輝が大好きでな、俺も合ってないと思ったんだけど、権力発動させられてこうならざるを得なかったんだ。だったらヒロインはもうなっちゃんで決定だろ?

夏姫:そーなの?

蔵良:え?じゃあ涼太は何役なの?

麻美:今、台本を確認したところ・・・涼太先輩の役は“小人C”ですね。

蔵良:小人C?まさかの役名すらついてない役?うっそ〜!ちょっと慎二!裕輝以外はアンタが決めたんでしょ?どうやって決めたのよ!

慎二:いや、女の子中心に考えたら男子は皆小人役になっちまってよ。だから裕輝以外の残った男子を五十音順にA〜Gに当てはめた。

夏姫:でも、このままじゃお話進まないよ?ていうか終わっちゃったのか。どうするの?

慎二:う〜ん、と。じゃあその2で一回仕切り直ししようか。そんじゃ、皆配置について!台本通りにやってね!



—そして皆配置についた



優莉:私には何かないかな?

慎二:う、うん。鏡なのにコケるのやめようか。そんだけ、じゃあ行くよ!よーい、はじめ!






その2に続く