コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ
- Re: 彼は天邪鬼 【総選挙結果発表+もうすぐ陰陽師篇開始】 ( No.432 )
- 日時: 2013/11/29 21:32
- 名前: 莉遠 ◆gX.y9FxA6g (ID: leOS3oG6)
special story NO.1『人気投票その1』
すべては始まった。作者の思い付きからこの事件が。
こんな雑な倒置法から始まったspecial story。そう、このspecial story第二弾の始まりは人気投票から始まった。まずはこの話を進める上に、人気投票の順位を知っておくべきであろう。
1位・涼太
2位・正義
3位・敦&裕輝
という結果になった。1位は涼太。つまり、彼を中心に書く話=本編と大差変わりない、と言うわけである。だったら前の白雪姫のごとく、彼を主人公にして桃太郎やらピーターパンやらをやればいい。だが、やらなかった。アイツが主人公になったところで、真面目くんが主人公になったことで、何が面白いのだろうか?いや、面白くない。
と言うことで、今回は何をやるかって?ちゃんと涼太くんを主役にした話をするつもりである。と言うことで物語、始まり始まり〜
涼太:と言うことでってどういうことだよ・・・
俺、桐谷涼太は1位を取った。いや、取ってしまった。なぜ人はこうも順位をつけたがるのだろうか?そりゃAKBとかで1位になったら嬉しいだろう。だが、本当にそうだろうか?何でも1位とりゃ嬉しいってわけではない。現に俺は嬉しくない。
周りの目が痛い。ただの通行人Aとかもこっちを睨んでくる。
“チクショー、俺は出番さえあればもっと上位に食い込めるのに!”“なんでイケメンなんだ!やっぱ主人公ってズルい!”
などと言われているようだ。冗談じゃない。俺は好きで主人公ではない。好きでイケメンと呼ばれているわけでもない。好きで天邪鬼なわけでもない。すべて作者が勝手に決めた設定なのだ。それが読者受けをしているキャラになった、ただそれだけだ。
なのになぜ俺は責められなければならないのだろうか。すべては莉遠のせいだろう。
といった風に歩いていたら目の前に見知った人が現れた。それは赤西正義だった。 人気投票2位。あの赤西正義だった。
正義:何か疲れた顔をしているな。
そういう正義の顔はいつもと何も変わらない顔をしていた。この男、自分が高順位を取れて当然だと思っているため、そういう後ろめたさとか全くないのである。
そして2人は立ち話もあれだからと言う理由で喫茶店に入った。
涼太:やっぱ皆に見られてるな。ハァ、なんでかな〜なんで1位なのかな〜
正義:ま、お前は派手なことは嫌いだからな。僕と違ってね。
涼太:そういうお前は派手好きだからな。だけどスゲェわ、その神経の太さ。いや、でもお前ってSだから打たれ弱いタイプじゃなかったっけ?
正義:そうだね、だけど今回は打たれてないから大丈夫さ。
と言ったよくわからない理由で彼は大丈夫らしい。
涼太:てか、お前大阪にいるんじゃなかったっけ?なんでここにいるの?
正義:special storyだからだ。
涼太:便利な言葉だな。
正義:まあお前の前に現れたのには理由があるからな。どうやら僕たち・・・
と正義が言いかけた時、バンッ!と銃声が聞こえた。
そして涼太は目の前を見たとき、正義は首を曲げていて、さっきまで正義の頭があった場所には銃弾がめり込んでいる。
涼太:え?あの・・・僕たち、何?
正義:見てわからないか?僕たちは今、狙われているようだ。
涼太:わかるかァァァ!なんで俺たち銃で撃たれなきゃいけないんだよ!
正義:上位陣が死ねば、もし次に人気投票があった場合、繰り上がるわけだからな?ていうかそれ以前にただの腹いせだな。
涼太:ですよね。なんとなくわかってたわ!つーか銃持ってるって誰だよ!
と銃弾が飛んできた方向を見ると、そこには以前この小説に出たような出てないようなの人がいた。
涼太:あ、アンタは・・・黒マスク・・・・・・3だっけ?
黒マスク1:1だコルァ!名前も付けられてないからって馬鹿にしやがって!上位2人は俺をコケにした奴らじゃねぇか!これは銃弾を頭にぶち込んで・・・
涼太:なんでここにいるの?獄中じゃねぇの?
正義:いや、さっき言ったろ?special storyだからだ。
涼太:あ、なるほど。
黒マスク1:って無視してんじゃねぇぞコラァァァァ!
と言って銃を乱射しだした。だが誰にも当たらなかった。なぜ?special storyだからだ。
2人は代金を置いて黒マスク1から逃げた。
だが、これを機に色々な人が彼らを亡き者にしようと色々な人が襲って来た。気が付いたら100人くらいが涼太と正義を追いかけていた。
涼太:何これ!何これ!なんでこんなに俺は恨まれなきゃいけないんだ!
正義:大丈夫だ、僕らは天邪鬼だ。逃げ切れる。
涼太:冷静だな!って!うわっ!囲まれてる!
前からも大量の人が殺気を孕んでこっちへ向かって来た。
正義:よし、涼太、戦え。
涼太:無茶言うなよ!鬼畜ヤロー!
?:こっちだ!早く来い!
と声をした方に行き、路地に入っていったら何とか撒くことができた。
涼太:あ、すいません・・・ありがとうございました・・・って!
裕輝:謝る必要はねぇよ、俺たちも追われてるしな。
敦:これで役者はそろったってトコかな〜。
涼太:久利生と村上!
ベスト3が揃った!
続く