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コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ
- Re: 彼は天邪鬼 【陰陽師篇開始】 ( No.468 )
- 日時: 2013/12/24 17:38
- 名前: 莉遠 (ID: 5K27D2Vq)
NG集・another story NO.6
涼太:赤西、今久利生たちと勉強してるんだがこいつ馬鹿なんだ。俺も受験勉強あるし、教えてやってくれないか?
正義:ああ、別にいいが・・・
涼太:俺ん家、確か知ってるよな?今から来れる?
正義:ああ、今から行く。ただし・・・
涼太:わかってるよ、ただじゃ動かないのがお前だもんな。今日クリスマスだろ?今ウチにケーキあるんだ。それで動いてくれる?
正義:・・・・・・いいだろう、交渉成立だな。
と言って正義は涼太の家を目指して歩いていた。クリスマス・・・か、やはり巷では皆クリスマスと言っている。
誰一人自分たちの誕生日を祝ってくれない。てか、覚えてもくれない。父親は自分をただの道具としか見ていない。自分たちが生まれた理由なんてあるのか?
財閥の御曹司として生まれ、ただただ次期総帥になるために育てられた。それどころか、天邪鬼の特性のよる天賦の頭脳を幼い頃から財閥のために使われ、その功績を父のものとした。まあそれはかまわない。次の総帥になることに文句もない。文句があるとすれば、それは自分を一人の人間として見ていないことだ。だから誕生日も特に祝わないのであろう。
そんなことを考えていたら・・・・・
正義:ここ、どこだ?
道に迷ってしまった。
夏姫:赤西くん来ないね。
裕輝:アイツ、まさか・・・リア充だったとかか?
皆:それはない。
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