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コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ
- Re: †4人の死神と囚われアリス†*8/31* ( No.246 )
- 日時: 2013/09/01 22:46
- 名前: 珠紀 (ID: bFB.etV4)
→『スバルを選んだあなたへ†クローバーの世界†』
『夏祭り行こ』
そうスバル君に誘われたのが始まりだった。
「スバル君っお待たせしました!」
「浴衣、だ」
「ぁ、はい」
浴衣に身を包みスバル君の元へ向かう。
「え!?何々!?アリス、スバルと夏祭り行くの!?」
「!」
のしっと後ろからアズサ君がスバル君の肩にのる。
「僕等も一緒に行っていいよね?」
にっこり笑顔で私の手を握る。
チラリとスバル君を見るが、やっぱり無表情。
私の視線に気づいたのか、少し間があってから口を開いた。
「…いいんじゃない…?」
そう言ってスタスタとひとりでに歩き去っていってしまった。
……スバル君?
…†††…
「トーマ!勝負だっ!」
「絶対勝つ!」
お祭りの射的の前ではしゃぐアズサ君とトーマさん。
ルキさんは予想通り来なかった。
「なぁ、スバルも勝負しよーぜ?」
「……やだ」
…なんか、スバル君変だ。
いつもなら面倒くさそうにしてもやりそうなのに…
「あ、あのスバルくっーーー」
「…っ」
腕にそっと触れると勢いよく弾かれた。
「スバル君…?」
…なんでこっち向いてくれないの…?
スバル君は私に背を向けたまま茂みの方へ歩いていってしまった。
残されたのは私とアズサ君とトーマさん。
…誘ってくれたのはスバル君なのに…
どうして?
なんでーーー…
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