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ーガシャン！！ガシャァァァン！！ー

物凄い音で目が覚める。

「ん…」

何…？

ボーッと天井を見つめる。

ぁ…

そっか…私気を失って。

アズサちゃんが男の子で…

「じゃあアズサ…君？」

そんなことを考えながら寝返りをうった。

「………………」

！？！？！？！？！？！？！？

横にスバルさんが寝ていた。

「…あの…スバルさん？」

「何…アリス」

スバルさんは何事もないように表情を変えず返す。

「な、何してるんですか…？」

「…」

無言が続く。

その間スバルさんの目はずっと私を見たまま。

約10分経ち、やっとスバルさんが口を開く。

「アリスが倒れたって聞いて」

…相変わらず口数が少ない。

「心配して来てくれたんですか…？」

「自意識過剰」

返ってきたのはそんな言葉だった。

じ、自意識過剰…

「アズサは着替えがあるから俺がここまで運んだ」

「な、なるほど…」

ん？ってことは…

「！？！？！？はっ！裸！！見ました！？」

「うん」

即答され身体が固まる。

お、お、お…お嫁にいけません…

「…」

またじっと見つめられる。

「な、何ですか？」

「敬語…やめて。そーゆーのめんどくさいし」

「ぅ、うん」

スバル君…でいいのかな？

「じゃあ…」

スバル君は立ち上がり私の部屋から出ようとする。

「あ」

何かふと思い出したようにこちらを向き直る。

「？」

「一人で寝れる…？」

「ね、寝れるよ！」

なんでいきなりそんなことを聞くのか…

「あそ」

スバル君はそう言って部屋を出て行った。