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Re: 【参照800感謝】二次元に恋してしまった。【第20話更新。】 ( No.229 )
日時: 2013/08/02 19:42
名前: 檸檬 ◆iwOQ5dadXo (ID: 4M4hyAMx)
参照: 国語はアフリカへ旅しました。(ヨーロッパはずるいと思った

 ああ…。部活が憂鬱になってきたぞ〜。退部しようかな←
ちょっとグチこぼしますよ?言いたいことだらけなんで吐かせていただきます。そういうの嫌な場合はsr−で

〜〜〜〜〜〜〜〜〜グチグチTIME〜〜〜〜〜〜〜
うん、いろいろ疲れたんだよね?やっぱ退部しようかな。
でもね、顧問からどんな仕打ちが来る事やら←
でも最近は忙しくて勉強とかにも集中しなくちゃいけないし。
部活は楽しいけど、ストレス源にもなってるわけで。
まず部員からどんな目で見られるかわからないし。

  もういやだ…。

そんじゃ、5章開始!




21話 第5章1話。












ガチャッ

俺が玄関のドアを開けた瞬間。

「聖弥〜♪お久しぶりかな?」

ドアの向こうには、俺の遠い親戚、夜空杁亜の姿があった。
俺はただ、目を丸くしてそちらを見つめていた。
俺の頭の中は一つの言葉にまとめられていた。

なぜ…杁亜が…?

「あ…あ…。な…何で杁亜がここに?」

「うふふ♪途中でこのイケメンさんに会っちゃったの!」

そう言って杁亜は後ろへ下がった。
すると、その後ろから見覚えのあるイケメンが現れた。

「どうも、またお会いできて光栄です。」

ふぉぉぉぉぁ。
相変わらずイケメンだな〜。
またもや俺の無意識な嫉妬が燃え始めた。

「何かお話を聞いたら、聖弥が二次元に来てるって言うから、お供させてもらったんだ〜。」

「はい。また三次元に用ができたので。」

俺の眼球には、美男美女しか映らないのか…?
なんだか自分がとても小さな人間に見えた。
特にかっこいいわけでもなく…頭もあまりよくなく…運動はまぁ、できるが…

いわゆるどこにでもいる高校生男子なのだ。

三次元でもあまり目立たない俺が、二次元で喜んでいるなんて…。
俺は自分が哀れになってきた。

てか…
杁亜…ここでもメイド服か。

杁亜は、俺の家に来る時はなぜかメイド服なのだ。
だが最近は会っていなかった。

「はぁ、スパスコで目が変になりそうだったよ?」

杁亜が無邪気に笑う。
あれだけ美形なくせして結構子供っぽいんだよな。
お化けも昔から苦手だったっけ。
俺は思わず思い出し笑いをした。

「クスッ。」

「ん〜?どしたの?」

「あ、いや、何でもない。」

「え、えっと、ともかく上がりませんか?」

美輪が声をかける。
そういや、夜になって外も寒くなり、周辺は真っ暗だ。

「うぅ〜。そうだね、寒くなってきたし…。」

杁亜は小さく震えた。
う〜ん、杁亜は二次元に住んでも変な目で見られないと思うな。うん。

「はい、どうぞ、遠慮なく。」

「ありがとう。」

美女同士の会話…。
俺は自分は幸福なのか、哀れなのかわけが分からなくなってきた。
二次元…泣けてくる。

「わぁ〜。いい匂い!そういや、まだご飯食べてなかった。」

あ、俺も何だかんだ言って食ってねぇや。飯。
腹減ったなぁ…そういえば…。
俺は頭の中がごっちゃごちゃにかき混ぜられて、わけが分からなくなっていた。
飯の事など二の次だったのだろうか。

部屋へ入ると、いつ戻ったのか、美輪が大きなテーブルに皿をたくさん並べていた。

うわ…うまそう…

そこには、バイキングのように、たくさんの料理が並べられていた。

「わぁ!おいしそう!食べて良いの?」

「いいですよ!たくさんありますし♪」

「あ、お客さんだ〜。初めまして!城ヶ崎美咲です!」

「初めまして!」

美咲たんと杁亜が握手を交わす。
俺の周りには美形だらけ。うん。幸福というか、不幸というか。

「ここに座ってくださいね!」

美輪が椅子を指さす。
美輪の指示通りに杁亜が座る。

「わぁ〜。ほんとうにおいしそう…お昼から何も食べてないの…。」

杁亜は早くもナプキンを首に巻いていた。
…もう食べるつもりか。

「あれ、そういやお前アイドル始めたとか…?」

「あぁ〜、見た?新聞。マスコミうるさいからやっぱやめようと思ったけどねぇ…。」

「けど何?」

「期待は裏切れないじゃん?」

「はぁ…。」

俺はため息をついた。
それと、さっきまで気に留まらなかったが、メイド服を着ている人間が食卓に着くと、なんだか違和感があった。

「いただきま〜す!」

杁亜は大きな声で挨拶すると、目の前のローストチキンにかぶりついた。

「あ、聖弥さんたちもどうぞ!」

「お、おう。」

俺は心の中でよだれを垂らしていた。
じゅるるぅ…うまそう…。

俺はナプキンを首に巻くと、ゆっくりとフォークを手に取った。
ふと、向こう側の席を見ると杁亜がローストチキンを食べ終えているところだった。


こうして、いきなりの訪問者が来たものの、美味しいディナーを食べ、俺は次の日を迎えた。

てか、突然の訪問者を迎えられるくらい余裕があるのか、この家は。












わぁ〜。ちょっと頭の中でグチグチしながら書いてたらこんな駄作に…←
 ごめんね、期待裏切ったら、ごめんね。
あ、今回は、真白様のオリキャラを使用しました。

例のオリキャラ→>>80