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- Re: 【参照1000感謝】二次元に恋してしまった。【第29話更新】 ( No.282 )
- 日時: 2013/09/09 20:48
- 名前: 檸檬 ◆iwOQ5dadXo (ID: 4M4hyAMx)
- 参照: nyanyanya♪
あげ(更新
こえ部始めますた。絶対行かないでね!ね!(うっざ
んじゃ、更新でもしよっかな(`・ω・´)←
30話 6章最終話。
美輪が学校に転がりこんでから1日。
俺の周りはクラスメイトで溢れかえっていた。
嫌だもう。
俺は人生が嫌になった。
別に美輪を憎んではいない。
ただ。
なぜ口を滑らせやすいのか。
悲しいというか、呆れたというか。
「はぁ…。」
俺の口からは乾いたため息しか出なかった。
「大丈夫ですか…?」
そういう美輪は、早速制服を着ていた。
…なんか妙にきっちりしてないか。
「お前…。」
「あー、聖弥さんのもアイロンかけましたよ♪」
朝は一番忙しいんだぞ?あん?
どうしてそんなにしっかりのんびりできるんだよ。
—————朝、学校にて。
「…。」
俺は黙って席に着いた。
自分の存在を消すために。
しかしそんな行動も通用せず。
「おい城ヶ崎!神無月さんと一緒に来たのか?ん?」
それはもはや茶化してもいなかった。
真剣な眼差しがたくさん集まってくる。
「…うるせぇ。」
「あ?何?」
「…うるせぇよ。」
「何だよ、聞いてるだけだろ?悪いか?」
俺の怒りが胸までこみ上げてきた。
やがて怒りを堪えるので精一杯になった。
「…悪い。」
「あっ、やべっ。」
そう呟いたのは中学からの同級生達だった。
…俺の裏側を知っている奴ら。
そいつらは静かに席へ戻って行き、こちらの様子を覗っている。
俺はそんな奴らの事は構わず。
「あ?ふざけんなよ。聞いてるだけだろうが。黙って答えろよ。」
「何なんだよテメェら。好きな女子と深い関係にあるやつに聞くなんて外道だろ。この弱虫。氏ね。」
俺は静かな口調で言った。
「…調子乗んなよ!この野郎!テメェこそ弱虫だ!氏ね!」
そういうや否や、俺に飛びかかってくる変態男子達。
俺は冷静にそいつらの攻撃を避けた。
本気で怒っている時に最強になるのは生まれつきの才能らしい。
それ以外なにも利点がないが。
「黙れっつったろ。耳もげてんのか?その耳は飾り物か?」
そういうと、俺は何かが消えたように、力が抜けて行った。
我に返った頃には周りには誰もいなかった。
ただ一人、美輪以外は。
「本当にごめんなさい。何か目覚めたみたいですし…。これからは私が責任を持って追い払うので!」
美輪は力強く言った。
しかし、その言葉を遮るように俺は言う。
「いいよ、美輪は悪くないから。つか、この能力は生まれつきだから大丈夫だぜ?ハハハ…。」
俺は弱々しく笑った。
しかし、美輪はその俺の励ましに応えてくれたようだった。
「何か学校に入学してから励まされてばっかりですね!私も精一杯頑張ります!」
その美輪の笑顔は、一生忘れないと思う。
そんな青春をしている時。
「おい!少人数教室で誰かが美和に告ってんぞ!」
クラスメートがそう叫んだ。
俺には予想がつかなかった。
美和ってモテたっけ。
しかし。
—————それよりも予想外な相手が、ドアの隙間の向こうにはいた。
さーてさてさて。
こえ部で俺を探すなよ。(大事だから2回(殴