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Re: 【参照1000感謝】二次元に恋してしまった。【第31話更新】 ( No.293 )
日時: 2013/12/14 14:10
名前: 檸檬 ◆iwOQ5dadXo (ID: q7aY8UsS)

ガチでお久しぶりです(真顔
どーせもう誰も見ないだろうし覚えてないと思うけど…更新してやる!(誰も駆逐くだりと気付かない

季節は一気に冬!んじゃ更新なりー!(お休みしている間にさらに文才がででーんと落ちていますがご了承ください。





32話 第7章2話。

















「ずいぶん経ったな。俺ももうすぐ中2か。例の病が流行る歳ですか。そっかそっか。」

一人でうんうんと頷く俺。
————拓の告白事件から3カ月ほど経っただろうか。
あれ以来2人に怪しい行動も見られずずっといつも通りだった。

なんだったんだろう。

もうすぐ年が終わりを告げる12月。
今年のことを思い出していると今までよりどれだけ濃厚な経験をしただろうか。
どんどんと思い出がよみがえってくる。
拓が告白。
思えば吐き気がする。

二次元に旅行した。

思えばあれは夢だったのかなと思ってしまう。
今では行った感覚がない。記憶だけがある。

そして

「美輪」という平面世界のアイドルが現れた。
幸せなことに俺のすぐ近くに存在する。
俺にとってアニメキャラは遠い遠い次元にいる人間。
会うことなんて夢のまた夢のまた夢のまた夢の…
「不可能」だった。

近くにあるとすれば「テレビ」、「マンガ」。
でも今ここに「存在」しているのが美輪だ。

「…ん?どうかしたんですか?」
「えっあっいやっ…なんでも…ない…。」
「そーですか!」

今までの記憶を蘇らせていたところにいきなり現れた美輪に俺は驚き丸出しで戸惑った。
俺はクッションの上に座り、冷えて感覚が消えている手を太ももで踏んだ。
あったけぇ。

「ほしいよな…こたつとか暖房とか…。」

ぼそっと呟く俺。

「欲しいですねぇ〜…。」

そう言いながらこたつに足を入れて温かいお茶をすする美輪。
…あれ?

「こたつ」?

「おいお前っ?!なんでこたつ?!」
「え。だって寒いじゃないですか。いくら私が三次元の人間じゃなくても凍え死にますよ!」

腕をぶんぶん振り回す美輪。

「落ち着けって!そういうことじゃなくってさ!なんでこたつ持ってんだよお前がぁ!」
「買いました。」

若干ドヤ顔で言う美輪。

「お前まさか…。」
「ちょっと貯金をいじいじしました!」

…やっぱりか。
悪気なさそうに言われると怒るにも怒れない。
プラスティックハートが唸ってきた。

「でも欲しかったんでしょ?一緒に入りませんか〜?」
「のほ〜ん。」

プライドが無駄に高い俺は美輪の言葉ですぐさまこたつに入り、のっほーんとすぐに寝てしまった。

「うふふ。」

寝ている子犬を見るような目で寝ている俺を見る。
俺は可愛くない…。








ごめんさい、中途半端ですけども用事につき切らせていただきまする。
次の更新がいつになるのやら…