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- Re: 【オリキャラ募集】二次元に恋してしまった。【第11話更新。】 ( No.96 )
- 日時: 2013/07/20 18:08
- 名前: 檸檬 ◆iwOQ5dadXo (ID: 4M4hyAMx)
- 参照: ニッキ飴なう。シナモンの飴らしいぉ。喉がよくなりそう
みなさま、こんにちは。
今日も早速更新したいと思います(*´∀`*)
えと、一応目次付けてみました(>>0)
12話 第3章2話
「初めまして。」
「わぁっ!何このイケメン!」
美和…お前最高のKYだよ。
その美和の目線の先には、ブロンドの髪色にきちっとしたスーツを着たイケメン紳士がいた。
俺は無意識のうちに嫉妬に燃える。
人間の特性か。
「あ、え、えっと、どちら様でしょうか?」
「あ、申し訳ございません。僕、響谷静と申します。」
「は、はい。」
俺はほとんどかたまっていた。
「えぇと、お前も二次元から来たのか?」
拓が質問する。
「はい。」
静と名乗る男は、落ち着いた口調で話し始める。
「実は、忠告をしに来たんです。美輪がここに留学した時に、お世話になる方々への伝言を忘れていまして。」
「は、はぁ…。」
部屋中の視線が静に集まる。
「で?その忠告って何?」
日平がニコニコしながら聞く。
…ここにはKYが何人いるのだろう。
「はい。忠告というのはですね。」
静がゆっくりと話す。
全員が唾を飲み込む。
「美輪が三次元に存在していることは、秘密にしていて欲しい。ということです。」
「はぁっ?!」
思わず叫んでしまった。
「あ、すいません…。」
「あのぉ、誰かお客さ…」
美輪がキッチンから戻って来て静の顔を見たその瞬間、美和は硬直した。
「あれ?美輪ちゃん?」
優莉が聞く。
「あぁ、美輪なら大丈夫だと思います。久しぶりに僕の顔を見たので、驚いただけだと思います。」
静はニコっと笑った。
「それで、さっきの話は?」
「さっきの話は冗談ではありません。他人に知られると、いろいろ厄介なんですよ。」
「じゃぁ、美輪ちゃんは外に出ちゃダメってこと?!」
美和に衝撃が走る。
「いえ、そういうことではありません。学校に言っても問題はないでしょう。」
「つまりは、二次元から来たということを知られなければ良いわけか。」
拓が付け足す。
そこへ雷斗が戻ってくる。
「おっ、見慣れない顔だな。さっき来たのか?」
「初めまして。二次元からやってきた響谷静と申します。」
「あ、あぁ。よろしく…。僕、芥川雷斗です。」
雷斗は少し引き気味に挨拶をした。
「雷斗さん。これは少し大事な話なので聞いてくださると嬉しいのですが…。」
「あぁ…。聞く…。」
「よかった。」
「では最初から話します…。」
「いや、後で俺から話しとく。」
「ありがとうございます。」
「んで、それだけか?」
「はい。」
「ならたやすいさ。」
「よかった。ここにいる方々以外には伝えないようにしてください。お願いします。」
「わかった。」
「りょーかい!」
と、次々と声が上がる。
「物分かりのいい方々でよかったです。では、これからも美輪をよろしくお願いします。」
そう言って、静は消えた。
夜。
ギャァォ グォァ グェォァ
俺の部屋はゾンビに満たされていた。
「いやぁ〜。それにしても静って人、かっこよかったねぇ♪」
「うんうん!」
「ソレ。」
「ギャァァァァァァァァァ!」
「ふん。チートじゃねぇからな。」
「しっとるわい!」
最近…ホントにぎやか…
ああ、もう…また2時間後にでも更新しとこうかね。
短くてすんまそ!
そいでは。