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Re: 【オリキャラ募集】二次元に恋してしまった。【第12話更新。】 ( No.99 )
日時: 2013/07/20 18:56
名前: 檸檬 ◆iwOQ5dadXo (ID: 4M4hyAMx)
参照: 明日は更新むりぽ

 わんばんこぉ(*´д`*)

では、本日2回目の更新と行きますかww
  何だかんだいってまだ続いてるこの小説。
いつかは脱線すると信じてたんですがね←


13話 第3章3話。













「…いろいろめんどうなんだな…。」

「はい…。」

「まぁ、非現実的だし、仕方ないな…。」

「はい…。」

昨日のどんちゃん騒ぎがやっと終わり、疲れ切った体で朝を迎えた。

日曜日だっただけよかった。これで学校あったらもう…。

世界の破滅が見えてくる。恐ろしい。

美輪は昨日の硬直からやっと目覚め、今この状態に至る。

「何か…迷惑かけてすいません…。」

美輪は俯く。

「いや、大丈夫だよ。こうやって美輪入りで遊んで、まぁちょっとは疲れるけど。」

美輪は黙って床を見ている。

「今までの人生の中で、最近は一番新鮮に感じられるよ。迷惑だなんて誰も思ってないから。な?」

「…。」

美輪はかすかに、だがはっきりとうなずいた。

…我ながら良い慰めができたと思う。 俺優しいなおい///(照)

そして5秒後気付いた。 俺、変態だ。

「あの…。」

「ん?」

「ありがとうございます…。これからもお世話になります…。」

美輪は俯いていてよくわからなかったが、笑っている。そんな気がした。

「おう!」

俺はにかっと笑って洗面台へ向かう。

「んじゃ、俺顔洗ってくっから。」

「はい!」

美輪はすっかり元気を取り戻した様子だ。

…さすが俺。

…今拓の前で声に出してたら蹴り入れられてたな。

ジャバジャバ…

俺は朝から冷たい水で顔を洗い、寝てる間の汗を洗い流す。

そして掛けてあったタオルで顔を拭く。

「…ん?」

やけにふわふわでいい匂いだなおい…。

何か…触ってる感触がないけどあるっていうか…なんていうか…

ともかく気持ちいい。

「どうしてこんな…。あ。」

美輪か…。洗濯もしてくれてんのか…。

そういや俺、美輪が来てから何もやって無かったな…。




顔を洗い終え、部屋に戻る。

ピルルルルルルルルル…

「ん?」

家の電話が鳴る。

これが鳴るってことは…。

「あ、私出ますよ!」

「大丈夫。俺出るよ。」

「いや、でも…。」

「多分おふくろからだから。」

「あ、そうなんですか。」

家の電話は、主に使われてない。

外での関係が浅いおふくろは、大体電話番号なんて誰にも教えてないのだ。

「もしもし?」

《もしもし、聖弥?》

「おう、おふくろか。どうかした?」

《いやいや、仕事が延びちゃってねぇ。》

「あ、そう。」

《まぁ、長い間帰ってこないけど大丈夫?》

「長い間って…おふくろ帰ってくる時っつったら大晦日だけだろ。ほぼ俺の一人暮らしじゃんw」

《まぁ、そうねぇ。》

ったく。気楽なもんだ。

《ま、そういうことだから。》

「了解。」

《じゃぁね。》

「あいよ。」

プツッ

「お母様はなんと?」

「お母様なんて…。やめろよその呼び方w」

「あ、そうですか?」

あんなババアがお母様だなんて…幸せだなババア。

「で?なんと?」

「うーん、長い間帰ってこないってさ。」

「はぁ・・・。どれくらいですか?」

「わからん。聞いてないし。」

「え?!」

「いや、大丈夫。いっつも毎年1回しか顔出さないから。」

「そうなんですか…。」

「…」

「…」

「…することねぇな。」

「そ、そうですねぇ。」

俺と美輪は、ただ苦笑いするしかなかった。

「二次元から来た…か…。」

「はい…。」

「…行きたいですか?」

「そりゃぁ行きたいよ。俺にとっての夢の国だからな。」

「…じゃぁ行きますか?」

「行けたら行きたいさ…。行くか。」

「はい!」

「ってえ゛?!」

「どうしましたか?」

美輪はキョトンとしている。

「いやいや、どうしましたじゃなくて、行くってどういうことじゃい?!」

「え…二次元に…行くんですよ…?」

何当たり前のことみたいに話してんだこいつ…。

「あぁ。じゃぁいくさ!」

落ち着いた表情を見せたかったのだが、不可能だった。

「あ、はい。今行きますか?」

「え゛?!」

「あ、明日でも良いですよ?」

美輪は困った顔でそう言った。

「ちょっと待って。お前指令があるまで帰れないんじゃ…」

「いえ、帰れますよ?一時的なものなら。最大3泊です…。」

「ずいぶん緩いんだな…。」

「まぁ、そうですね…。基本自由ですから…。」

美輪はニコッと笑った。

「じゃぁ、明日行こうかな…。」

「あ、学校は…?」

「んなもん休んじまえば良いんだよ。」

「まじですか。」

「まじですよ。」






——————ついに念願の…




—————————二次元へ…














二次元旅行か…

 いいな←

ニッキ飴の袋が空になっちまった。畜生

これで今日の更新は終わりです。(正直疲れた。
 まぁでも、趣味でやってるわけだから苦ではないんですけどねw

次回、お楽しみに。

 なお、明日は海水浴行ってくるんで、たぶん更新はできませぬ。