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コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ
- 消費期限1年の恋-余命宣告少女- ( No.12 )
- 日時: 2013/07/08 22:17
- 名前: 乃愛 (ID: qyuIaVem)
「次、えーと...田崎君!!」
「はい」
がたッ・・・
ドキイイイ!!
「田崎 透馬です。趣味は、野球です。
好きな教科は、体育と社会です。嫌いな教科は、国語です。
出身校は、桃縁小学校です。委員会は、本部役員です。
伝えたいことは、特にないです」
(すごく、すごく聞きやすい...声)
ドキッドキッ
(ああああ////心臓が速まってる...)
——私は、小学生は、入院ばっかりで今まで恋というものをしたことなかった。
「恋」は、甘くて可愛い感じのイメージだけど、
甘辛くて、苦しい感じ....
でも、でもなんだか嬉しい...
なんだろう、この感じ——
キンコーンカーンコーン
「はい、じゃあここまで
明日は、体育があるからな!!体操着忘れないように!!」
「はい!!!!」
——次の日
「あ、彩音休むの??」
「あーうん!!医者に駄目って言われてて...」
「そっか!!」
ヒソッ
「えー。安道さん入学早々から体育休み??」
「ずるwwサボリ??」
「はっ!!最低じゃん!!うちらだって、頑張ってるのにねぇ」
(私のコト言ってる??まあ、しょうがないよね..)
じわっと涙が出てくる。
そこに....
「岩田さん達!!ちょっと!彩音のコト言ってたわよね??」
「は!?なにこいつ!!」
「あー..私知ってるよwwクラスいっしょじゃん」
「入学早々からサボリなんて彩音がするわけないでしょ??
まあ、あなたたちならするかもしれないけどね」
「なっ!!!」
かあああ
クルッ
麻優が振り返った瞬間
「麻優ちゃん!!!危ない!!!」
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