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消費期限1年の恋-余命宣告少女- ( No.13 )
日時: 2013/07/08 22:32
名前: 乃愛 (ID: qyuIaVem)

「え.....」

ばあああ!!

麻優の白い体操着の上に砂がつき、黒くなってる

「ちょ、ちょっと調子乗ってるからそうなるのよ!!」
「香奈美をいじめないでよね!!」
「べーーー!!」


「麻優ちゃん!!!!」

「........」
(麻優ちゃん...泣いてる??)

「麻優ちゃ....」

「あ、彩音!!大丈夫だよ!!」
ダブルVサインを見せる

ほっとする。

「ごめんね...ごめんね..私のせいで」

「ううん..彩音のせいじゃないよ!!
それに、また彩音の悪口言ってた人がいたら
ガツーーーーン!!とやってやるからね☆」


「....ありがとう」

「どういたしまして」




「しゅうごーーーう!!」
「はい!!」

「じゃあ、男子はまず1000m、女子は50mをはかるぞ!!」
「はい!!!」





「男子!1000mよーいスターーート!!」

ダッッ...

10秒もしないうちにトップの差がついた..

今のとこ1位は....透馬君!!!

「透馬ぁぁあああ!!!」
「がんばってーーー!!」

私もついに....
「と..透馬くん!!頑張って!!」

だが、この声は
透馬ファンの歓声で消えてしまった。


「3分12秒!!」
透馬君がトップでゴールした

「透馬あ!!お疲れ!!」

「安道!!記録測ってくれ!!」
「はい!!」

「えーと...彩音ちゃん..13番 田崎 透馬
3分12秒ね」

「あ、うん!!お....お疲れ!!」
「あ、サンキュ」

きゅん.......

(彩音ちゃんとか言われちゃった..あああああ///喋れたよお)

日差しが強い。
暑い...なのに..もっと暑くなってしまった。