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消費期限1年の恋-余命宣告少女-【目指せ入賞!投票お願い】 ( No.135 )
日時: 2013/08/12 12:32
名前: 乃愛 (ID: qyuIaVem)



勝手ながら、再開させていただきます....><;
本当に申し訳ないです...!!


〜〜〜

「え....」

足が止まった。

振り返ると、とっくに空は遠くの方に居た。
でもそんなコトどうでもいい

「待てよ!!!綾瀬!!」

ブロロロ....
車が通る交差点。また1台1台と、車が通る。

見渡せば、人が沢山いる。


空の足が止まった。

「何??俺はやく走りたいんだけど?」
車の音に消されないように大きい声で喋る。

「.....」
「聞き取れなかった??俺は、彩音と婚約なんてしてないって言ったよ?——あ」

「?」
透馬が振り返る。
そこに居たのは——彩音だった。

「彩音???なんでいるの??」

「おつかい・・ていうか、空くん..嘘でしょ??」
手が震えている


「本当だよ!まあ、まさか信用するとは思わなかったけど」
笑いを含ませていう

ブロロロ...

「あっ!!透馬くん!やっと見つけた...!」
「おばさん!!」

「今日は、埼玉に行くって約束したでしょ?早く車に乗って!!」

黙って車に乗り込む


バタンッ..ブロロロ

「な..なんで嘘ついたの?」
「渡したくないからだよ!!あいつにっ...」

「!?」

「俺、実は引っ越す前から彩音とあいつが付き合ってるって知ってた
友達から聞いたんだ」

「..........」

「俺はっ昔から、彩音が好きだったから...悔しかった
だからっこんな嘘を...ついた..だから..ごめん」


「でも、本当に私は透馬しか愛せないよぉ」

「知ってる!!知ってるよ!!そんなコト!!
だけどっ今度の賭け..俺が勝ったら.....」

「空くん?」
「ごめん」

黙って行ってしまった。


彩音は、空の影が消えるまで
ずっと空の後ろ姿をみていた。