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消費期限1年の恋-余命宣告少女- ( No.18 )
日時: 2013/07/09 21:50
名前: 乃愛 (ID: qyuIaVem)



キンコンカンコーン

「お疲れ〜」
「あー疲れたね」

麻優の体操着の汚れはやっと落ちた。

ドキドキドキドキドキ

(あ〜まだ、心臓落ち着かないよ)

「あ、麻優ちゃん。腕から血出てる」
「え、あ〜さっきアイツらの爪があたったぽい」

アハハハと笑ってごまかす

「保健室いこ」
「え、いいよ!なめときゃ治るし♪」
「いやいや、そういう問題じゃなくて..とにかくいこ?」

「もー彩音って心配性なんだからぁ」

——ガラッ

「失礼しましたー」

「あー早くしないと授業始まっちゃう」
「ね」

タッタッタッ

ガラッ...

シーーン

「え.....私の机が....」

彩音の机が倒れていた。
そして、机の上には多数の落書き

『サボリマン』 『キモイ』など。

「何これ、誰がやったの?」
麻優が大声で問いかける

そしたら向こうの方で

「体育さぼってるからでーーす!!!」
「アハハハハハハ!!」

ダッッ!!
麻優が、教室を出た。

「うわーーー安道さん
見捨てられちゃったね☆」

「———!!」
知ってる、知ってるよ。
麻優はそんなコトしない人だって....

「安道さん〜今ここで土下座してくれたら...
安道さんを解放してやるよ!!でも、次のターゲットは佐藤だけど」

「え.....」

(そんな....麻優ちゃんまで巻き込むの...!!
そんなコト...絶対させない!!)


ガタッッ

「え....」
「え..透馬君!?居たの!?」

透馬君が、私の机を上げ、
消しゴムで落書きを消してくれてる

「....!!!」