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消費期限1年の恋-余命宣告少女- ( No.23 )
日時: 2013/07/10 18:59
名前: 乃愛 (ID: qyuIaVem)


「彩音!!あの後大丈夫だった??」

「うん!!机..透馬君が一緒に消してくれたの!!」
「透馬君が....?」

「うん!!」

「あ、よかったね!彩音☆」

——委員会決め

「はい、じゃあ委員会決めるわよ」

「えーと、まずは学級委員会!!男子からさき決めるわね!!立候補してくれる人ー!」
シーーーン

学級委員をなんで最初に決めるんだろう
いつも、不思議に思う。

小学生の時は、私がどこの委員会に入ってしまっても
私は、必ず入院してしまうから関係ないのだ。

でも...今は、病態もよくなって普通の中学校生活が送れるなんて...

夢みたい...!!

「立候補居ないのー?じゃあ、女子決めちゃうわね!
立候補ー」

シーーーン
こちらも、音も声もない沈黙だ。

「え...じゃあ、推薦!!」

「ハイ!」
「えーと岩田さん」

がた
「安道 彩音さんがいいと思いまーーす」

「はい、安道さんっと...」

(え!!私...推薦されちゃったの..!?)

絶対...絶対わざとだ。

「ほかにいないー??じゃあ、安道さん決定ね」
「〜〜〜〜〜!!」

何言っても無駄だ。

「じゃあ、男子〜」

「ハイ」

「田崎くん?推薦?」
「え、いや...立候補です」


「わあ、偉いわ〜ありがとうね。透馬君」

ドキ....最近ものすごくツいてる。
「では、安道さんと、田崎さんで決定ね。
勇気出してくれてありがとう」

キーンコーンカーンコーン

「まーーゆちゃん!!学級委員はヤダけど、
透馬君と一緒だよお」

「あ...うん、良かったね」

くしゃっと笑って、教室をでた。


でも...長年の友達
やっぱり、気付いてしまう。





目が笑ってないことを。