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消費期限1年の恋-余命宣告少女-【参照100】 ( No.37 )
日時: 2013/07/13 18:34
名前: 乃愛 (ID: qyuIaVem)

「あ、彩音!うち、ピアノだから..じゃね!!」
「え、わわわ!うん!!バイバイ」

ガタッ

「透馬君...?」
「あ、俺忘れ物..」

ひょい!と手に筆箱を取る。

「そっか、私も帰るね」

「あ、うん!じゃあな」


私は、トイレに駆けこんだ。

どうしようどうしよう...
ずっと、ずっと抑えてた涙がぶわっと出てきた。

もう私は、



——恋をしてはいけない


次の日
「学級委員さーん!今日も悪いけど..次は全員の委員会別に
名前書いてくれる?放課後残ってやってね!!」

気まずい。

「はい...」

キーンコーンカーンコーン

沈黙、沈黙、沈黙

プルルルルル
「あ、俺だ」

私の学校は、携帯OK。ていうか、校則がゆるい。
「もしもし、由莉??うん...」

私は、気にせず名前を書く...と

「明日??部活無いよ..うん..行けるよー

じゃあ、明日の14時にデパート集合な」

デ、デ、デパート!?もしかして..彼女??

「デパート?イオンでいい??
分かった、明日楽しみにしてるよ..切るぞーじゃあな」

ピッッ

「あ...出来たよー..」
「あ!!ありがと..じゃ、俺男子の分かくね」
「分かった..」

「いたっ!!」
「え..何??」
「あ、大丈夫!てぇ切っただけだから!!」

「私、ばんそうこう持ってるよ」
「じゃあ、一枚くれる??」

「はい」

「ありがとーって俺、こういうの貼れないから..
貼ってくれない??」

「うん」
ドキンドキンドキン

「はいできたー!!」
「わあ、うまいなぁ..」

「うん!!あ、じゃあ2枚あげるから
後で貼って!!」

元気よくVサインをする

ドキッ・・・
「なんか、俺..お前を見るとなんか可笑しい..」
「え。。顔!?」

「いや...なんだろう..心臓が変..」
「え」

「って、俺何言ってんだろうな」
「いや...私も..透馬君見てると心臓が変になって!!
胸がドキドキして..なんか..なんか..」

一気に、言ったから息が切れた..

「俺と同じ症状ww」

もう、告白しちゃおうか
今....勇気を出して..

「私っ...透馬君が...」