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消費期限1年の恋-余命宣告少女-【参照100】 ( No.39 )
日時: 2013/07/14 16:40
名前: 乃愛 (ID: qyuIaVem)


次の日

「おはよー..えっとと、と、透馬!!」
「おはよう!!彩音!!」

「昨日のドラマ見たー??」
「あ、俺..塾だった」

ついに、ついに..
透馬(くん)とカレカノになれました。

本当に夢のよう..

ガラッ..

「麻優ちゃんーおはよー」
「彩音..放課後..話があるの..」
「え、あ、分かった!!ここで待ってるね!!」

クラッ...

倒れそうになった時...

ドスッ!!
「大丈夫か??」
「あ..透馬ありがと...今日なんか貧血っぽい」
「無理するなよ??」
「うん...」

キンコンカンコーン

「あ、麻優ちゃん!!ごめん..日直で..」
「うん..平気」

「で?話って?」
走って、息が続かない。声がかすれてしまう。

「あのさ...うち、見ちゃったんだ..」

「何を?」
「あのね、透馬君と、彩音が一緒に帰ってるところを」

「え....」
「約束したよね!?もう、恋愛なんてしないって!!!!
今すぐ...透馬君と別れてよ!!」


ガラッ...

「「「あ.....」」」
透馬が入ってきた

「何?俺のコト言ってんの??」
「あっ違っ....」

「透馬君!!!彩音と付き合ってるんだったら別れて!!」
「は??」

「うちの物よ!!彩音は!!」
「意味分かんねー..説明しろよ」

「とにかくっ!!別れて!!」

「「ねえ!彩音!どっちの方が好き!!??」」

「ちょ、はもらないでよ!!」
「そっちこそ」

「喧嘩は辞めて..」

「はあ???まじ、意味分かんねーし」
「いいから、別れて!!」

「喧嘩は辞めてよ!!!!私、どっちなんて選べな....」
クラッ...ドサッ......

「「彩音!?!?」」

「彩音!?どうしたの??しっかりして」

透馬は、黙って彩音をおんぶする。

「ちょ..」
「佐藤さんは、保健室の先生に伝えてきて」

「え....」
「はやくしろよ!!」

ビクッッ!!

「〜〜〜〜〜!!」
タッッ