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- 消費期限1年の恋-余命宣告少女-【目指せ入賞!投票お願い】 ( No.63 )
- 日時: 2013/07/21 22:08
- 名前: 乃愛 (ID: qyuIaVem)
次の日
チュンチュン
静かな朝を迎える。
「ふぅ〜〜..よく寝た」
私は、今日も生きてます。
でも..でも、後何回寝ることができるだろうか。
ピンポーン
「おはよー..彩音!」
「え..透馬!?」
「ちょっと、彩音..家の前のかっこいい男子がいるんだけどぉ!?」
母が驚く
「あ..うん!彼氏ww」
「へぇ..かっこいいじゃない」
「じゃ、行ってきます!」
「うん..何かあったらすぐに電話するのよ」
「うん」
「おはよう!!透馬っ」
「じゃ、行こうか」
ステキな朝。
私達は、本当の透馬の彼女になりました。
「ゴホッゴホッ」
「え..彩音風邪??」
「あーううん..むせただけ」
「そっか」
「ギャハハハハで?それで??」
「そしたら中島君さぁ〜〜〜」
後ろから、岩田さんたちが来てる。
正直、うるさい
すると...
ドンッッ
「..とさーせん」
「あ、透馬じゃ〜ん!!あれ...」
岩田さん達が私を見る
「安道さんじゃ〜ん」
「お..おはよう」
「じゃ、いこっか」
「で??中島がどーしたって??」
「それで〜〜〜」
「感じ悪いなぁ..ホント、迷惑」
「うん...」
———私立信愛学園中等部
「おはよう!!」
「先輩おはようございます」
いつもの朝。
いつもの光景。
今日もまた、いつもの光景が待っているんだ。
「あ、やば透馬!私風紀委員で呼ばれてるんだった!!
さき行ってる」
「OK!!じゃあな」
タッッ
1−2
ドアに手を差し伸べると
「ったく、朝から安道みて気持ち悪い」
「ほんと、ほんと」
「ていうか、あれ透馬と付き合ってるの??」
「は??」
「だって、朝登校してたじゃん」
「うわ、さいて〜〜〜..皆の透馬なのにね」
「はあ...」
「ねえ、またいじめない??」
「さんせーーーーっっ!!」
いつもの朝。
いつもの光景。
今日は、
違うみたい
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