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- Re: 消費期限1年の恋-余命宣告少女-【目指せ入賞!投票お願い】 ( No.93 )
- 日時: 2013/07/25 22:17
- 名前: 乃愛 (ID: qyuIaVem)
「あ、透馬」
22時7分 透馬は、風呂から出てきた
濡れた髪、綺麗...
「由莉どう???」
「うん..さっき熱は買ったら37.5だったよ」
「あー..良かった下がった..。やっぱ、彩音が面倒みてくれたからだな」
ドキ...
「え、あ、私なんて!!な〜んにもしてないよ!!」
「してるよ..ありがとう」
世界中に、私より幸せなヒトはいるだろうか。
「もう、ねるか」
「そうだね..明日学校だし」
「悪いけど、由莉と寝てくれないか?」
「あ、いいよ!抱っこしてベットにつれてくね!」
よいしょっと由莉の体を持ち上げる
「あー..暖かい」
由莉の体温がすごい暖かい。
スースーと、寝息が顔にかかる
「あ、ココ..自由に使っていいからな」
「ありがと...おやすみ」
由莉を起こさないように静かに話す
今日は、透馬の過去の真実を知ってしまったけれど
とても、幸せな1日だった。
ピピピピ
携帯のアラーム音がなる。
「彩音おねーちゃん」
「あ、ゆ..由莉ちゃんおはよ」
「由莉ねぇ!!お熱下がったし、だるくないよ」
「保育園いける??」
「もちろんっ」
(あ、メールが来てる)
「あー!!お姉ちゃんの携帯についてるキーホルダー可愛いなあ」
「これ???」
犬のマスコット キュルワン
「由莉ちゃん、犬好き??」
「うん!!大好き!」
「じゃあ、これあげる!!」
「ほ...本当!?」
「はい....」
「やったああ!!お姉ちゃんありがとうう!!」
(お気に入りだったけど...まあ、いっか)
「お姉ちゃんって、お兄ちゃんの彼氏???」
「え.....///」
「あー!!お姉ちゃん赤いぃぃ!!」
「....そうだよ!!」
「うふふふ..じゃあ由莉お祈りする!
お兄ちゃんとお姉ちゃんの恋がもっと充実するようにね!!」
大事に、キュルワンを抱いている
「ありがとう!!」
今日も、明日も明後日も。
こういう幸せがずっと続いて欲しい..
私の息が止まるまで