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コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ
- Re: 君の隣 ( No.13 )
- 日時: 2013/07/18 23:01
- 名前: 音葉 (ID: myDpNyTl)
〜極度の運動音痴〜
逃げるように走り帰った涼香は真っ先に自分の部屋に駆け込み
ベッドに顔から飛び込んだ
「いろんなことがありすぎて疲れた…。」
枕に顔をうずめていると、一気に疲れが押し寄せてきてそのまま
眠ってしまった
その後目覚め、ごはん、お風呂ともにしっかり済ましたしたのだった
次の日から、涼香はもちろん寝坊はしなかった
昨日別れた交差点で、奈美と実との初の一緒に登校をしたのだった
授業はほとんど、各教科の説明を先生が話続けるというなんとも眠たくなるような授業を1日受けた
その後毎日、授業というものが始まった
ほぼ同じ毎日を繰り返した
朝起き、学校へ行き、授業を受け、仮入部は始まってないから帰宅
1週間何事もなく過ぎて行った
そして、とうとう仮入部が始まった
「ま、まってー…。」
涼香は情けない声で奈美と実に助けを求めていた
今、グラウンド10周走るというメニューをこなしているところだった
「がんばれー、それしか言えないわ。」
「そんなー…。」
「うん、がんばってりょーちゃん。」
振り返らずヒラっと手を振って走り続けた
その姿を羨ましく追いかけていた
やっとのことで走り終わってみると他の女子たちはとっくに走り終わっていた
涼香の足は棒になってたいた
「も、もう無理です…。」
「何言ってんの、次アンダーとオーバーの練習だよ。」
「ボールを取ってくる…。」
ふらついた足でボールを取りに涼香は向かった
その後ろ姿を心配そうに奈美は呟いた
「涼香にはちょっと苦なメニューだな…。」
「そうだね、なっちゃん。」
アンダーとオーバーの練習が始まった
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