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Re: 真実の妖精王国1 ( No.5 )
日時: 2014/04/04 20:56
名前: 夕衣 (ID: VI3Pf7.x)

その時には、微塵も思っていなかった。

まさか、妖精王国であんな事が起きていたなんて......

01 招待

「え?本当にいいの?」
「もちろん」

あたしは、絵梨。今、妖精であるアリアちゃんとカティラちゃんに、妖精王国へ招待してくれると聞いてびっくりしているところ。
アリアちゃんとは、まえの遠足で知り合った。そのときの様子は、またいずれ話すけどね。

隣にいる親友の未陽は大喜び。ほんと、単純なんだから…

「ちょ、ちょっと未陽!ほんとに行く気!?」
「あったりまえじゃん、こんな機会多分二度とないよ!」

あっちゃ〜。こうなった未陽はもうどーしよーもない。仕方ないなぁ、あたしも行こうっと。

「カティラちゃん、準備できたよ」
「わかった」

次の瞬間。カティラちゃんは地面に輝くおっきな穴を作った。何だこりゃ?

「さあ、みんな入って!」

言われるままに穴に入るあたしと未陽。

「行くわよ。フェアリー・イズ・セントレー!」