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Re: 真実の妖精王国1 ( No.31 )
日時: 2014/03/08 20:01
名前: 夕衣 (ID: VI3Pf7.x)

更新遅くて本当にごめんなさいっ!

それではどうぞ!

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04 事件発生

「さ、殺人事件…!?」

カティラちゃんの言葉に驚きを隠せないあたしたち。

「詳しい話はお城に入ってからにしましょう」





あたしたちは女王様のいる部屋の前にいた。

コンコン…

「どうぞ」

中から凛としたよく通る綺麗な声がした。女王様だとわかる。

「し、失礼します…」

あたしは頭を90度下げた。体が硬直している……

「頭をあげなさい。確か、そなたは…絵梨さんでしょう?」
「は、はい…それで、あたしに何のご用ですか?」
「そなたも聞いたでしょう。……事件のことを」

確かに聞いた。カティラちゃんから。

「聞きました」
「なら話は早いわ。実は、その事件…」

その時だった。

「き、きゃああぁぁぁっ!」

突然女王様の後ろの窓から、人影が入ってきた。

手には……ロープ。

「…っ!うっ…」

その、謎の妖精Xは、あたしたちの目の前で…

「じ、女王様...!?」
















───女王様を、絞殺した。

「う、嘘でしょ…?」

未陽の目には、涙が溜まっていた。
そして、アリアちゃんとカティラちゃんは、怯えていた。